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2006年10月 8日
日本ユニセフ協会には何回か募金したけど、トットちゃんと関係がなかった!
ユニセフといえば「トットちゃん」 そうです、黒柳徹子さんを思い浮かべて振り込んでいたのですが・・
たまたまネットを徘徊していたら『日本ユニセフ』という文字に目が釘付けになってしまいました。待てよ、と最近も募金したことがありそのときの書類を探したら左図のように確かに『財団法人日本ユニセフ協会』と確認しました。
元をただせば、ダイレクトメールが発端でした。それを見たときまずトットちゃんを思い浮かべたのは自然な気持ちでした。テレビなどで彼女の活動は知っていたので「ユニセフならちゃんお金が渡るだろう」と考えました。大地震にも何回か募金をしたことがありそのときは日本赤十字だったと思いますがその後、海外の赤十字でお金の一部が行方不明になってしまったというので赤十字は注意していたんですが、ユニセフの日本の組織もどうかなぁ?ということを知ってしまい困惑しています。知らないほうが幸せだったかもしれません・・・
募金をする側の心理としては間違いなく現地に届いて医薬品やらその他の援助が子供たちに届いてくれることを願っているのですが、日本にいる間にすでにそのお金のMax25%が経費として消えていることを知って愕然としています。ホームページには『・・・当協会に寄せられたユニセフ募金は、その75%以上がユニセフへ送金され・・・』と書かれていて最大25%までは経費で差っぴいているとも取れます。2005年度実績では募金収入全体の18%であったと書かれています。25%といえば4分の1で巨額になります。
ダイレクトメールのパンフレットにはいくらいくらのお金で何人分の注射ができる・・・と細かく書いてありそれならば恥ずかしいような金額だけど募金しようと振り込んできました。その後もダイレクトメールが何回もきて、電話もかかってきました。最近のダイレクトメールでは「自動引き落としが便利」というものまできています。ダイレクトメールだってただじゃないわけで郵便代、同封のいっぱいの印刷物、諸経費・・・がかかっているのになんどなんども送られてくるのです。こんな費用をかけないでほしいなぁとその時は漠然と感じていました。
今になって思うことはパンフレットにかいてあった3000円で注射何本、5000円でなになにと具体的に列挙されていて、そのパンフレットをみてこのお金が子供たちに渡り救われるんだと思い込んでいましたが、あれは2250円、3750円であったのかと思うとなにやら後味の悪いものになっています。トットちゃんと思っていたのが違ったし、おまけにごそっと抜かれていたとは・・・
募金をした家人が「トットちゃんも同じような説明をしていたので双方をちゃんと検証して、パンフレットに誇大がないかチェックしないといけないね」と不審にかられています。
そんな背景があって、ネットで話題になっていることを初めて知り、募金者の心が届いているのかなぁと正直のところ当惑しています。
そこで私も自分で調べました。電話(0120-88-1052)もかけたのですが今日は土曜日で休みなので話は聞きけませんでしたので、ネット上を検索してみました。
いろいろわかってきて、
窓口が2つある
1.日本には国連の unicef に対する窓口が二つある
一つは黒柳徹子さんのとこのユニセフ東京事務所(独自のホームページはない?)
ニューヨークのユニセフ本部直轄の国際機関である。組織図も実線でつながっている。
ユニセフ本部が任命した黒柳徹子さんがユニセフ親善大使を勤めている。
二つ目は特定公益増進法人(財団法人)日本ユニセフ協会(立派なホームページあり)
ホームページを見ると unicef のロゴがで~んと入っている。
こちらが正真正銘のユニセフのように見えるが実は法人格をもった別法人である。
ユニセフの組織図では点線になっている。
それぞれ役割が違うと説明されていますが、なんかわかりずらいものになっています。
2.募金する側からみると、大々的にダイレクトメールを打っている日本ユニセフ協会が unicef そのものと見える。
事実、私もそして家人もそのように思っていましたが、そのように思われることでトットちゃんが募金をお願いしようとするとすでに協会の方にしてたりして、いろいろあるようです。
はじめから知っていたらトットちゃんに送っていた
トットちゃんはときどきテレビで募金の呼びかけをしていて、口座に集まったお金はそのまま本部に渡っているようです。一円でも多くお金を本部に渡したいと思っているので手弁当で、またダイレクトメールなどに経費はかけられないのでテレビでお願いしているのでしょう。
土地ももっている、豪勢な自社ビルもあり、全国に支部があり、銀行に預金まである日本ユニセフ協会との差を知り、募金をした家人も落胆しています。トットちゃんの口座に送れば丸ごと届いたのに・・と。だいたい募金で集めたお金を預金して、プールして好きなように調整弁にしていること自体が募金をしてくれた人に対して申し開きができないと思います。経費をさっぴいても残りは全額 unicef 本部に渡ってなくてはいけないはずで、どうしてプールしているのでしょうか。
またオフィスにしても賃貸で対応できるはずで自社ビル、土地を持つ必要があるのかどうか、そんなお金があるならば本部に送ってもらいたいと募金者は思いますよ。
2つの窓口の実態と関係 2人も大使がいたら紛らわしい!!
unicefユニセフの本部のホームページのなかで日本の窓口を紹介しているページがあります。
http://www.unicef.org/infobycountry/japan_21538.html
このページのスナップショットに私が説明のために書き加えたものが下の絵です。
アグネス・チャンさんが日本ユニセフ協会で、黒柳徹子さんのほうはユニセフ東京事務所という関連になります。ここでひっかかるのはなんでアグネス・チャンさんに「○○○○○○○○大使」という肩書きをつけているのかということです。unicef 本部が任命している大使は一人だけです。もし日本ユニセフ協会が看板娘を使いたいなら肩書きはなくとも著名人なので十分に活動できるはずで、それにあえて錯覚をおこさせるような紛らわしい「○○○○○○○○大使」の肩書きをつける意図が理解できません。ひょっとしたら協会のほうがユニセフだよというイメージを刷り込みたいがためにあえて「○○○○○○○○大使」の呼称を使っているのではないかと勘ぐりたくもなります。もしそうだとしたらあまりいい印象を与えないので大使の呼称ははずしたほうがいいと思います。
ユニセフ東京事務所と日本ユニセフ協会の関係を世界規模で見てみるとよりはっきりしてきます。日本ユニセフ協会のホームページから抜粋
お金は全額届いてほしい
まぁ、大規模にお金を集めるのには組織が必要になり経費もかかってきますが、募金をするほうとしてはそのまま子供たちに届いてほしいと思って募金をするわけなので少なくとも日本においては組織を維持するお金ぐらいはほかの事業で得た収入でまかなうとかして全額ユニセフに渡してもらいたいのです。どこに募金するのも同じ国連のユニセフに渡るわけでいいといえばいいのですが、トットちゃんとの関係もいろいろあるようで、またこれが飯の種になっていると思われてもなんだかなぁと思うのでこの事業をやる組織はひとりひとりの善意のお金であることを再認識してやってもらいたいものです。
やっぱり募金をする人にとっては1円でも多く子供たちに渡ったほうがいいので、少しでも効率がいい方に募金をしたいと思うのが偽らざる気持ちではないでょうか。使わないシールとかゴミ箱に直行するような分厚いダイレクトメールが送られてきてもしょうがないので・・・
情報開示は必須である
財団法人日本ユニセフ協会の財務資料をみても経費の内訳は不明で、収入のほぼ全額が募金であるにもかかわらずそのお金を使って組織を運営したり立派な自社ビルを作っているのに、従業員の人数さえまったくわかりません。経費がどのように使われているかを開示するのは募金をしていただいた人への最低限の情報提供だとおもうのですがどうでしょうか。
トットちゃんが口座を開いて募金活動を始めたのも、もしかしたらこの辺のことが背景にあって見かねてご自分で始められたのではないかと推察しています。
トットちゃんの口座と紹介のページ
1円残らずニューヨークのユニセフに送っているそうです。
--> テレビプロデューサー田川一郎さんのホームページの中にある --> こちらに口座
おかしなこと
ユニセフ東京事務所の説明文が財団法人日本ユニセフ協会のホームページにありましたが、これもなんか変でつながりを強調したいことを狙った感じを受けます。おかしなことに自分の財団の従業員の数字は明らかにしてないのに、なぜかよその組織の構成人数を明かしているのもどうにも解せないですね。
まぁ、いずれにしても unicef 本部とは実線、または点線でつながっているわけでお互いにまったく無縁ではないでしょうが、実際のところはどうなんでしょう。いちどぶっちゃけた話を聞きたいものです。ちなみにネットでは「日本ユニセフ協会の謎」とかで引っかかってきます。
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目53-70
UN ハウス8階
電話:03-5467-4431 ファックス:03-5467-4437ユニセフと日本の協力関係は、1949年にユニセフから日本の子どもたちへ粉ミルクと衣料の提供という形で始まり、その翌年には日本政府はユニセフの予算に対して拠出を開始した。ユニセフ東京事務所はニューヨーク本部直轄の国際機関であり、日本政府をはじめとするパートナーとユニセフを結ぶ窓口として活動を続けている。2005年には、日本政府からの拠出額は1億8400万米ドルに上り、スマトラ沖地震・津波などの緊急援助の現場にも積極的に支援を行っている。さらに、2006年からは韓国との関係強化も視野に入れたプログラムを展開する。事務所は所長を含め、11名で構成される。また、ユニセフ本部が任命した女優の黒柳徹子氏が1984年からユニセフ親善大使として、毎年ユニセフの事業活動を視察、世界に向けて子どもたちの現状を訴えている。民間セクターでのアドボカシー・募金活動を展開している財団法人日本ユニセフ協会と協力関係にある。
ユニセフ東京事務所の主な役割は、以下の通り。
─「子どもの権利条約」、「ミレニアム開発目標」、「ユニセフ中期戦略計画(2006-2009)」を枠組みとして、日本のODAによる事業とユニセフの現場でのプログラムの連携を促進する。
─国際開発協力を推進するさまざまな研究機関や学術団体、NGOとのパートナーシップ強化を通して、プロジェクト実施に貢献する。
―ユニセフのプログラム分野に関するセミナーやワークショップを開催する。
─日本政府無償資金援助、及びJICAとユニセフのマルチ・バイ協力に特に力をいれ、ユニセフ現地事務所とのネットワークを通して、世界各国で子どもと女性を対象とした、感染症対策・母と子の保健改善・教育・社会開発などの分野で協力している。
―超党派の国会議員で構成されるユニセフ議員連盟のアドボカシー活動を支援する。
―韓国政府をはじめとする韓国のパートナーとの関係強化をはかる。
投稿者 hal : 2006年10月 8日 00:06
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コメント
驚愕です。初めて知りました。
微々たる額を毎月募金していますが、
確かに黒柳さんが出てこないことに不思議に思いつつも
かれこれ数年そのまま継続しています。
>韓国政府をはじめとする韓国のパートナーとの関係強化をはかる。
ここが、ちょっと何なのか怪しい気も。。
この疑問が解けたら、寄付先を変えようかと思います。
投稿者 30代のリーマン : 2008年8月28日 02:53
30代のリーマンさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
いつだったか、協会へ電凸しました。
いろいろ突っ込みをいれつつ質問をするのですが明確に答えないんです。
善意のお金を集めておいて、募金をした人にも答えないというのは理解できません。名を明かして質問しているのにかかわらず、です。
経費についても質問しました。
経費はいろいろあるのですが、人件費の内訳も明かさないので突っ込みをいれました。
最大25%使ってもいいと本部から言われていると説明していました。どこの国もそうしていると。
だいたいがこのような別組織がある国は世界にいくつもありませんから、
これにはカチンときまして、ツッコミをいれました。
経費の中には人件費も含まれているのですが、募金額が多くなればその金額も多く使ってもいいことになりオカシイと。
多くのお金を集めるのにより多くの金額の経費がかかるという説明をしているのですが・・・
だいたいが、人件費はどの会社でもほぼ固定であり、だから固定費と呼ばれているくらいでその点を突っ込んだですが、答えませんでした。
募金が思った以上に集まれば金一封をばら撒いているんじゃないかと疑われても仕方がないような説明っぷりでした。
最近は別の問題でも話題になっているようで検索でひっかかると思います。
全額とどいていると思っていたのに・・・という思いがあったので、その話をやはりダイレクトメールがきていて募金をしていた家人に話をしたら驚いていました。
あれ以来やっていません。
何年も募金されているとのことですが、直接協会に電話して単刀直入に疑問点を尋ねられるのがいい思います。その後時間が経過しているのでやっていることが変わっているかもしれないですから。
金額にかかわらず善意のお金は一円たりとて届けてほしいものですね。
あっと、「―韓国政府をはじめとする韓国のパートナーとの関係強化をはかる。 」のご指摘。
気が付きませんでしたが鋭いです。
これに関連した記事をどこかで読んだことがあります。うぅ・・URLが思い出せません。
投稿者 登録ユーザー : 2008年8月28日 07:43