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2007年6月23日

世界最大の経済圏となったEU 不戦共同体の成功

中日新聞2007.5.27

日本では安倍晋三がなんとかしてアメリカに気に入られようと次から次へと戦争への道づくりに躍起になっている。
しかしその動きとは裏腹に「コイツは使えん!」と安倍晋三は切り捨てられた。
次に控えし漫画狂いの口角曲がった御曹司もアメリカの手先としてとりあえず日本売りに精をだすだろう。

小泉が好きなだけ持っていっていいと郵貯を差出し、三角合併も可能にした。日本が本格的に食われるのはこれからである。

そんな軍事面、経済面で不安が一杯の日本である。
しかし、日本から遠く離れたヨーロッパには確実に成果がでてきた欧州連合EUがある。前身のEECまで遡ればちょうど50年目だそうだ。昨日のニュースでEU憲法も条約という形でみえてきたと報道された。仕組みを作って成果がでるのにこのぐらいの時間がかかるということの貴重な体験例である。

データを見てみると
参加国27、面積で日本の11倍、人口は4億8,880万人で4倍、GDPは10兆9,480億ユーロで3倍の規模の経済圏まで成長している。
GDPではアメリカの10兆370億ユーロを抜いて世界最大となった。

不戦共同体の成功
EUの最大の成果は、なんといっても戦争の心配をしなくていいようになったことである。
戦争に明け暮れたヨーロッパであった。戦争をなんとかなくしたい。それがヨーロッパに暮らす人々の切なる願いであった。
犬猿の仲であったドイツとフランスも一緒になって戦争を永久に不可能にするための仕組みをつくり定着させた。
紛争を戦争ではなくルールに基づく決定と裁判所で解決することが形になってきた。

その視点で日本をみてみる
戦争を心配しなくてはならない
資産が取られてしまうのを心配しなくてはならない
健康保険が差し出されるのを心配しなくてはならない
年金だって民営化されてどうなるかわからない
残業が撤廃されトコトンこき使われ、その果実は全部外資がもっていってしまうことを心配しなくてならない
・・・などなど

これらを見ると、EUは日本とは大違いである。もちろん紆余曲折はあったし、弊害も生まれている。しかし彼らは叡智をだして乗り越えてきている。その集大成がEU憲法(欧州憲法条約)につながってゆく。すごいことである。

価値を増してきているユーロ
EUではいらぬ心配をしなくていいので必然的にお金とマンパワーを経済、暮らし、文化などに傾注でき、これからさらに充実、発展していくだろうことはだれでも想像できる。
そのひとつの現われが上の図である。これは円もドルも共にユーロに対して弱くなり続けていることを表している。どこの国の中央銀行も貯めている外貨の割合がドルからユーロに切り替わってきて、ドルの将来性が明確になってきている。円も同じに見られていて減ってきている。
右の図はユーロに対するドルと円の相場であるが、細かい変動はもちろんあるが、流れは共にユーロの方が強くなっているのがわかる。
このように一見意味がなさそうなデータでも揃ってくると俄然はっきりしてくる。


アメリカと心中するのは御免だ
遠くない時期にドル売りがはじまり決済通貨でもある国際通貨の役割を果たせなくなるときがくる。
一緒に円も売られるだろう。
ドルを大量に持っている資本家はその時を知っているので一気に売ってくる。暴落することも想定しておかないと財産を失うことになる。

ずっとアメリカだけを片思いしつつ、CIAにコントロールされてきた自民党、外交も防衛もいうなりになり、注文どおりに法律を作り変え、施策も作り変え、社会の仕組みを大きく変えてしまった日本。
アメリカのゆうとおりにやっていればだれも責任をとらされることはなかった。
構造改革をすればみんなハッピーになれるはずだった。競争社会にすればうまくいくはずだった。
小泉の口車と電通の作戦で3800万人がだまされて、このざまである。

いまは始まったばかりだ。これからが本番である。もっと酷いことになっていく。

技術特許はことごとく奪われ、正社員は派遣に入れ替わり、労働者は時間に関係なく働かされ、先進であった工業国は見るも無残になる。
「豚は太らせてから食え」のごとく果実は根こそぎ持ってゆかれる。
郵貯が実質動くのはこれからである。

いまならストップが掛けられる。やはり日本人をだますことはできなかったとあきらめさせることができる。

いまなら・・・

日本人は馬鹿じゃないはずだ
かってはアメリカの属国であったドイツもアメリカの袂を分かって未来を勝ち取った。日本と同じ敗戦国だったが日本とは違う進路をドイツ人は選択した。日本人にできないはずはない!!

隣国はがっちりスクラムを組んだ上海協力機構(ロシア、中国、中央アジア、南アジア、イラン)で政治経済圏の勢力を伸ばしてゆくだろう。アメリカの手先になっている信用されない日本には絶対にお呼びはかからない。
このまま濡れ落ち葉でなにをされようがどんな扱いをうけようがアメリカについてゆくのか。
下手をすると資産をことごとく失い、挙句の果てに捨てられることになるかもしれない。

アメリカはいい。食料だって売るほど採れるし、石油も温存しているから当面困ることはない。
しかし、日本はすぐに困ることになる。円ではだれも売ってくれない。ならばドルをユーロに変えて貯めるしかない。だが、いっぱい保有していて売ることを許されてない巨額のドル建てアメリカ国債はどうにもならない。無残にも泡沫と化すのを見てるしかない。日銀はアメリカ国債も買い続け、またドルを大量に買って、円安を作っている。
裏で国を動かしている輸出企業の利益組織である経団連には逆らえず、また膨大な国債残高で借金の山をつくってしまったので金利も上げられず、お金の流出はとめられない。
行く末が見えてくる

価値を失った紙幣は風呂の焚き付けぐらいしか使えない。


投稿者 hal : 2007年6月23日 05:12

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