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2007年10月11日

インド洋 油の転用疑惑 ・・・証拠隠滅も忙しい

衆院予算委員会でテロ特措法について議論がはじまった。

菅直人議員の鋭い突っ込みに石破茂防衛大臣がアンパンマンよろしくほっぺを赤らめ、パネルまで用意してネチネチと石破流で持論を展開していた。高村外務大臣も吐き捨てるようなものいいだった。
補給艦「ときわ」から67万5千ガロンの間接給油をうけて空母「キティホーク」はオマーン湾からホルムズ海峡を突っ切ってペルシャ湾に入っていった。
ここまでは、石破防衛大臣も認めている。
そこで、石破大臣の答弁をもとにイメージを作ってみるとこうなる。

・・・油の転用疑惑99.9%黒? わかりやすい位置関係・・・
キティホークに給油オマーン湾にて

67万5千ガロンでどこまで走れるか

キティーホークの1日の通常の燃料消費量は20万ガロン。
「ときわ」からの間接給油が67万5千ガロン。
2003年2月25日に「ときわ」が補給艦「ペコス」に80万ガロン給油し、同日夜、「ペコス」が「キティホーク」に67万5千ガロン給油、完了(20:00ごろ)。

「キティホーク」にはそもそも400万ガロン積めるタンクがあり、すくなくとも67万5千ガロンあれば、1日の消費量20万ガロンと判明しているので3日走れることとなる(米軍からの説明)その燃料のすべてをスクリューを回すエンジンに当てると仮定する。もちろん消費量はスピードや天候に左右される。

いっぽう「キティホーク」の速度は30 ノット出せるが、当時の航海でそこまでのスピードをだしていたかは不明である。かりに15ノットでゆっくり走ったとして 15×1.852=27.78 時速約28kmとなる。ざっと試算してみると、3日もあれば 28×24×3=2016km となり、ゆっくり航海したとしてもオマーン湾、ホルムズ海峡、ペルシャ湾を泳ぎきって、イラクの砂漠まで入ってゆける計算になる。

石破防衛大臣はなんと答弁したか・・この計算はできているはず

当時キティホークは艦載機の飛行作業をやっていて「空母がペルシャ湾にはいったからといって、(燃料がアフガニスタン以外の活動で)使われたという推論は極めて乱暴だ」と突っぱねた。
そこで菅直人議員が「ペルシャ湾から飛び立った艦載機がそのまま洋上を東へ、アラビア海まで飛び、そこで北に向けてパキスタンを飛び越えてアフガンへ飛んでいったのか」という主旨の突っ込みを入れたが、石破大臣の歯切れの悪さが際立った。

石破大臣がなんといおうと、当時、すでに「キティホーク」には作戦命令がでていた。2003年2月6日(ordered deploy)航海日誌。
作戦名は Operations Southern Watch and Iraqi Freedom (オペレーション・サザン・ウォッチとイラク自由作戦)で、イラクの南部の飛行禁止区域の監視活動とイラク戦争の命令である。

で、その命令を受けたのは「キティホーク」がアラビア海にいたときで、「ときわ」が給油をやった2月25日にはとうにイラク戦争の命令を受けていたことになる。

このように20日も前にイラク作戦の命令がでていたのに、石破大臣が力説したようなアフガン作戦(OEF) をやるためにわざわざペルシャ湾からイラン上空を迂回するように艦載機を出撃したことがほんとにほんとにあっただろうか!?ちょっと考えられない。

キティホークのホームページ About Kitty Hawk USS Kitty Hawk (CV 63)

※注意:North Arabian Gulf・・・・とは北アラビア湾と約されるが、ペルシャ湾の北部のことである。
すなわちキティホークはアラビア海上でイラク作戦命令(2003年2月6日)を受けて、ホルムズ海峡を通ってペルシャ湾へ入っていった。ペルシャ湾の北部で104日間の活動をした。その後5月6日に母港である横須賀基地に帰港した。

・・・キティホークにすでに命令が出ていた! 「オペレーション・サザン・ウォッチとイラク自由作戦」が・・・

キティホークに命令2003年2月/
http://www.kittyhawk.navy.mil/About%20Hawk/About_Hawk.htm

On March 22, 2001, Kitty Hawk became the first aircraft carrier to go pier-side in Singapore at the new Changi Naval Base Pier.
In October, 2001, following the terrorist attacks at the Pentagon and World Trade Center, Kitty Hawk deployed to the North Arabian Sea in support of Operation Enduring Freedom. The ship served as an afloat forward staging base for U.S. special forces.


Kitty Hawk received orders in February 2003 and was soon involved in Operations Southern Watch and Iraqi Freedom in the North Arabian Gulf, serving 104 continuous days at sea. Kitty Hawk returned to Yokosuka May 6, entering a dry-dock period ending Oct. 17.


Kitty Hawk returned to Yokosuka May 6, entering a dry-dock period ending Oct. 17.


2004 was an eventful year that involved a series of inspections, exercises, and port visits. On Feb. 19, a new chapter in the book of Kitty Hawk Strike Group’s history began with the first landing of an F/A-18F Super Hornet on board Kitty Hawk’s 4.1-acre flight deck during the ship’s 12th FDNF underway period. The VFA-102 “Diamondbacks” introduced the improved F/A-18 E/F “Super Hornet” to the 7th Fleet area of operation, replacing the F-14 Tomcat, after more than 30 years of service.



証拠隠滅にも忙しい

ところで、アメリカ軍が出している機関紙が改竄されている --> ここ
そのものズバリが書いてあったのでさすがにヤバイと思ったのだろう。いまアクセスできるものは書き換えられている。とくとご覧あれ。
これだけの状況証拠が揃っていてそれでも黒を白といいくるめるのは無理というものだろう。国民はそんなにバカではない。

それにしてもページを削除したり、書き換えたりとなんともご苦労なことである。

投稿者 hal : 2007年10月11日 05:44

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