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2007年10月24日

防衛省が信用されてない

好き勝手に動いている役所に防衛は任せられない
新テロ特措法案の審議で、自民・浜田靖一議員、公明・富田茂之議員から隠ぺい問題で徹底究明の要求があった。与党にすら信用を失った防衛省、聖域にして甘やかしてしまったツケがいまドッと噴出している。

「駆けつけ、あえて巻き込まれる」元陸上自衛隊イラク先遣隊長・佐藤正久がいたり、イラクで油を使われるの承知で給油したり、その実態を隠ぺいしたり、航海日誌を裁断機に掛けたりと・・・、どれも単なる個人的な不祥事とはわけが違う。一個人の判断とかミスでは説明がつかない組織の生々しい実態があらわになってきている。

幕僚長が「検討委員会」で調べるとゆっているがそのような組織でなにが明らかになるというのか。
トップシークレットでもない事柄でさえ、国会の開示要求を拒み切れてしまうそんな役所である。どうやって文民統制がとれるというのか。

今朝の中日春秋に、ニッポンが太平洋戦争に突っ込んでいったいきさつが取り上げられている。「歴史に学べ」をもう一度自覚したい。
中日新聞2007.10.24

・・・・・

▼海上自衛隊がインド洋での米補給艦への給油量の誤りを、ボスである防衛庁長官・防衛相、ひいては国民に4年もの間隠していた。それ以前にも、給油活動をしていた補給艦「とわだ」の航海日誌が、一部破棄されていたことが明るみに出ている

▼規則に達反し「誤って」捨てたというが、何か具合の悪いところがあって、そこに国民の目が向いてきたので「ボスが来た!」とばかり消し去ったのではないか。そんな勘ぐりもしたくなる。きのう給油新法案が審議入りした。前防衛事務次官の問題も含めて、国民の一層厳しい目が向くのは当然だ

▼太平洋戦争の直前、時の東条英機首相は開戦回避が可能か見極めるため、石油備蓄量などの報告を軍に求めている。だが、開戦に、はやる軍、特に海軍が正確な報告をしなかったため、大ざっばに「石油は二年もたない」の結論になってしまう。結局、その〝危機感″が開戦の直接の理由になったという(保阪正康『あの戦争は何だったのか』)

▼たかが石油に関する報告、ではない。軍部暴走が国を過たせた歴史の教訓こそシビリアンコントロール(文民統制)だ。
それは、いささかでもゆるがせにしてはならない。


・・・外部に調査をやらせないことには、話にならない・・・
NHKニュース10月23日 16時46分

海上栄治幕僚長 今週中に結果報告

吉川栄治海上幕僚長
この中で、吉川海上幕僚長は「きわめて重大かつ深刻な問題で、重く受け止め、申し訳なく思っている。二度とこのようなことがないよう徹底していきたい」と陳謝しした。
そのうえで、吉川海上幕僚長は「防衛省の検討委員会の中で、教育や意識改革のあり方を検討することになっているが、海上自衛隊としてのあり方も検討を深めていきたい」と述べ、再発防止策の検討を進める考えを示しました。また、当時、海上幕僚監部の内部や内局との間で、給油量の報告をめぐってどのようなやり取りがあったのか、現職やOBも含めて事情を聴き、今週中に石破防衛大臣に対して調査結果や関係者の処分の案を報告する方針を明らかにしました。
10月23日 16時46分


投稿者 hal : 2007年10月24日 04:33

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