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2009年8月 3日

検察が差し出す証拠、信じていいですか

本邦初演、きょう裁判員裁判が始まりました。午後1時29分、「開廷します」と秋葉裁判長。
この裁判も公判前整理手続が済んでいたとのことです。
そこに被告人も参加できるのですが、この事件ではどうだったでしょうか。被告は犯行を認めているようであり、また証言もあり、争点となるところは量刑だけとなりそうです。証拠など、もめることはなさそうで、なによりです。
ところがそんな事件はむしろまれかもしれません。

高知白バイ事件、いよいよ大詰めといったところです。
それをうかがわせる記事がでました。「週刊金曜日」の最新号(2009年07月31日761号)です。
そもそも発行部数がそれほど多くないようでして、当地の田舎では、自転車で行ける本屋さんには置いてませんでした。で、中を開いてみると、載っています。身に覚えのあるのご仁なら、手が震えたのではないでしょうか。実名もでて、気合いが入っています。

片岡さんの調書が偽造され、また生徒さんの調書の署名指印が得体の知れないものであるとしたら穏やかではありません。が、この件はすでに支援者さんのブログでそれとなく書かれていましたから、特段驚くことではないです。それでもそれが具体的に形となって本屋さんに並ぶとなると話は別でしょう。土佐の丸の内界隈に動揺が走ったかもしれません。

記事の中身ですが、正確さを欠いた記述もあり、また表現が?のところもあり丸ごと鵜のみというわけにはいかないです。事件を十分に消化しきれてないような印象を受けますが、意気込みは感じます。

警察が偽造など悪いことをするはずがないとか、検察官が調書を偽造するはずはないという思い込みをしている人がいたら、認識を新たにするいい機会になると思います。
そもそも警察・司法制度は、警察も検察もそして裁判所も誰も間違わないという大前提があって初めて制度が成り立ち機能する仕組みです。きょうの裁判員裁判を伝えるニュースを見ながら思わず呟きました。

  「法廷に提出された証拠にねつ造など、嘘偽りはないといえますか」
  「それをだれがどうやって保障しているんでしょうか」
  「初めて対面する証拠。不審に思ってもその裏をとることが裁判員に許されてますか(時間的、行動の自由さにおいて)」

どれも答えられない、そもそもそんなことは想定してないというでしょう。

出鼻をくじくようで皮肉なことですが、そのようなことを考えさせ、気付かせてくれたのが、「高知白バイ事件」です。
実は「高知白バイ事件」だけではありません。きょうの午後1時30分、植草一秀氏が高等検察庁に出頭されました。ちょうど同じ時刻、裁判員裁判が華々しく報じられ、かき消されていました。実質2ヶ月の収監とのことです。まるで計算されたようなタイミングでした。

「高知白バイ事件」と「植草事件」の真相
事件の性質も種類もまったく違うものです。ところが、違うのは貶める目的や方法など、入口部分だけです。いざ事件化されたらそのあとの経緯はまったくといっていいほど同じように展開しています。詳しく調べてわかった結論です。俗っぽくいえば「でっちあげ」です。

あろうことかそれが平然と、いまニッポンで行われているということです。許されないことです。
新政権のもとで、冤罪に苦しんでいる人を助けるべく、これら事件を人々が見えるところに引っ張り出さなければなりません。一方は国会で参考人招致、証人喚問として進むはずです。また別の手段としての、民主党が独自案を加えて提唱している「人権侵害救済機関を創設し、人権条約選択議定書を批准する。」も実現しなければなりません。
多くの国が批准している選択議定書(個人が国際機関に対して直接に人権侵害の救済を求める個人通報制度を定めたもの)に、ニッポンも一刻も早く仲間入りすることです。ちなみに、取調べの可視化と同様に自公は反対しています。なぜ、反対するのかわけわかりましぇん。

・・・ これでも警察・検察を信じるといえますか 別人の署名と指印(左上の写真) ・・・
shukanKinyo090731_s.jpg
記事の中から一部引用します。こんどの弁護士さん、リキがはいっています。

 生田弁護士は「公務員が国家賠償上、個人責任を問われないことを逆手にとって悪質な不法行為がはびこっています。これを許さないため、偽造工作をした警官らを次々と法廷に引きずり出し、個人責任も追及していく」と、意欲を燃やす。

http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2009/03/post_1255.html
真実を握っているほど強いものはない

http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2009/06/post_1344.html
警察、法務局人権擁護課への告白 ~白鳥決定を受けて劇的な展開となった

投稿者 hal : 2009年8月 3日 21:43

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