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2009年11月 2日

偽造・ねつ造された供述調書  ~土佐署で、そして検察で


  民主党が政権をとるとは夢にも思っていなかっただろう
   事故当時小泉政権、誰も予想だにしてなかったに違いない
    大きな読み違いをした

悪事は必ずバレるものです。そしてドンデン返しが始まります。
ドンデン返しとくれば、映画「太陽がいっぱい」の衝撃のラストシーンです。

Youtube へのリンク先 ↓
太陽がいっぱい
太陽がいっぱい

ルネ・クレマン監督
ニーノ・ロータ作曲
アラン・ドロン主演
カネと女が絡み殺人まで起こすというストーリーで、殺した相手のサインをそっくり真似てその本人になりすまし、完全犯罪となるはずだった。

ところが、ところが、ロープでぐるぐる巻きにしてヨットから海へ投げ捨たはず、この世から消えたはずの遺体が自分のものとなったヨットのそのスクリューに巻きついていたことを知る由もなかった。

その後、そのヨットを売ることになりクレーンでヨットを海から吊り上げるときに遺体もズルズルと引き揚げられ、
最後のシーンを迎える。

どんでん返しが待っていた。



実際に起きた事故形態とは違うストーリーを、警察と検察が作らざるを得なかったことの考察はこれまでも詳細にそして幾度となくおこなってきました。
彼らがやってしまったその目的は、ズバリ事故の責任を片岡さんに100%おっかぶせ、擦り付けるためでした。そのためには手段を選ばず、あらゆることをした。

1. 片岡さんとバスに乗っていた生徒ら、そして、バスの真後ろで衝突の瞬間まで見届けた校長すべてを現場から隔離した(警察)
2. 現場の路面を決して見せようとはしなかった(警察)
3. 路面になにやらタイヤ痕のようなものを塗りたくり、ありもしない現場を作り、そして見分調書をでっち上げた(警察)
4. 地元メディアにその路面の撮影を許したが、しかし、その映像が流れたのが1年半も経ったあとだった。秘密裏にされた。(警察・マスコミ)  --> 写真も映像もあったじゃないか!なんで報道しなかったのか
5. 事故状況について供述をしてないのに、片岡さんの調書が出来上がっていた。2006.3.5 (土佐署)
6. 白バイが近づいてくるのを目で追って衝突の瞬間まで目撃していた、最重要な生徒の供述調書(土佐署にて)が行方不明のままになっている(警察)
7. 現場検証で撮影された写真ネガ、いまだ一枚たりとて開示されず。拒否を貫いている。(警察・検察・裁判所)
8. 8か月後、初めてタイヤ痕のような写真を見せ、片岡さんをパニックに貶めた(検察)
9. 検察にて調書を取られた生徒の署名と指印が偽造されている(検察)
10. 裁判で目撃隊員が衝突を目撃したと嘘の証言をし、その証言とタイヤ痕のようなものが写っている写真だけで片岡さんを有罪にし、収監した(警察・検察・地裁・高裁・最高裁)
11. 弁護側の証拠・証言などすべて無視もしくは却下した。(警察・検察・地裁・高裁・最高裁)

以上思いつくまま、「ここまでやるか」の数々。(ほんの一部です)

ニッポンの警察・司法そして地元マスコミまでがグルとなってやってしまった警察・裁判史上まれに見ぬ酷い事件となりました。
高知白バイ事件を一言で総括せよといわれれば、迷うことなくこの映画のワン・シーンを挙げます。「警察、検察、裁判所、報道の癒着による国家ぐるみの犯罪だ」と。

警察、検察、裁判所、報道、みんなで一人の男を抹殺したんだ
    The Police,the Prosecutors,the Courts,and thePress. You've all erased one man's life.

・・・ ポチの告白  CONFESSIONS OF A DOG ・・・  ↓公式ホームページ
ポチの告白CONFESSIONS OF A DOG

実際に起きた警察犯罪事件に正面から切り込むストーリーは、警察犯罪を報道できない日本の記者クラブ制度の問題をも照射しながら、映画本来の娯楽性を損なうことなく、同時に日本の警察、検察、裁判所、報道の癒着による国家ぐるみの犯罪が現実に存在するという警察支配社会の恐怖を描き、ラスト6分では観客の誰もが震撼する衝撃を与える。

脱線してしまいましたが、土佐署調書(2006.3.5)です。
複写された現物から文字を拾ってみます。
  オリジナルは支援者さんのエントリです。一部引用します。 --> こちら

・・・  片岡さんが土佐署に引致された翌日から本格的な片岡さんの取調べが始まった。  午前9時過ぎから、土佐署の駐車場にスクールバスと白バイの衝突箇所をの指示説明する片岡さんを撮影している。それらの写真は 地裁公判直前に作成された写真報告書に掲載されている。

 その後 午前10時過ぎくらいから取調べが始まったのだろう。
 以下は片岡さんが釈放後 私に語ってくれた内容です

 警官『お前は右を見ないで国道に進入したんだろうが!』
 片岡『違う 私は右をきちんと確認した上で国道に進んだ』
 警官『いや 確認しなかったから衝突したんだ』

 これの繰り返しで、衝突時の状況はもちろん、④衝突地点や⑤最終停止位置の話など全くなかった。ブレーキ痕など「ブ』の字も出なかったと片岡さんは言っている。

 ③時点の話で終わっているということだ  (私の注釈:③時点とは、見分調書で作成された見取り図に書かれている位置です。すなわち、バスが駐車場から進み出て、道路に頭を出す位置、歩道の上で一旦止まって右を確認しているところで、取り調べのやり取りが堂々巡りしていてその先の供述には一切進まなかったと片岡さんは話しているのに、さも話したかのように供述調書が出来上がっていることに、ご注目ください。

 参考記事 → 前述リンク先の「現場見取り図

 ところが。土佐署の員面調書ではこうなっている。
 高知地検の検面調書など良心的な方です。

【 土佐署調書12p (2006.3.5)  】 支援者さんのエントリー --> こちら


  高知市方面に行く車が無くなり車の流れが途切れたこと
を確認しましたので、再度パスをこの場所から発送させて国道に
バスの車体前部が出る位の時の
、③の地点(          )

  少し停車して首を1度振って右側をちらっと見ました

  高知市方面に行く車、つまり国道を北進する車が無い
と思い再度パスを発途させたのです。
 また丁度この時、私はパスの時計を見ており、その時間が
  午後2時33分
であったことを記憶しています。
 更に 昨日現場でも警察官と一緒に行き確認したことなのです
が、普通車の座席に乗った状態で再度現場南方の見通しを確認し
たところ
  現場道路の南方道路西側に車屋があって、そこの看板
を確認することが出来ていますので先程も話したとおり
  約100~150メートル
の見通しがあったことが分かりました。
 このことは、私が運転していたパスで運転席に乗った状態では
普通車の座席位置よりも更に高いことが分かりますので一般的に
考えても
  先程の見通しよりも、もっとあったのではないか

ここからが副検事がつくった調書ですが、特にページ3からページ5に書かれている内容は、警察ストーリーを確定させるものです。片岡さんはこの日、初めて例のオタマジャクシの写真が存在していたことを見せ付けられ、そして「嵌められたっ!」と察知することになりました。激論があったそうです。
頭が真っ白になるとともに、検察を出ないと埒が開かないと考え、弁護士事務所へ駆け込みました。そりゃそうだと思います。食い違いが1点や2点ぐらいなら議論もできますが、ほとんどが事故の実態とは違うストーリーですからいくら時間をかけようとも無意味だということです。否認を続けたら拘留され続けることになり、なんの明るい兆しも見えません。それならばということで、検察を出るために署名指印を押して、裁判に賭けたわけです。
以下はその状況下で作成された調書です。片岡さんに責任の100%押しつけることが目的の作り話であるということはこれまでに検証し尽くされています。

【 検察調書 検察での検面調書(2006.11.6)  】 支援者さんのエントリー --> こちら


ページ1
06/11/06 14:27
供述調書
 本 籍
 住 居
 職 業 無職
 氏 名            片 岡 晴 彦

 上記の者に対する 業務上過失致死 被疑事件につき 平成18年11月6
日,高知地方検察庁において,本職は,あらかじめ被疑者に対し,自己の意思
に反して供述をする必要がない旨を告げて,取り調べたところ,任意次のとお
り供述した。
1    私は,平成18年3月3日午後2時34分ころ,仁淀中学校のス
     クールバスを運転中,レストランの駐車場から国道に出た際に,右
     から進行してきた,白バイに自車を衝突させて白バイの警察官が死
     亡するという事故を起こしました。
      事故の状況については,私が現場で事故後警察官に説明したとお
     り間違いありません。
  この時本職は,平成18年3月3日付司法警察員作成に係る実況見分調書添
  付の交通事故現場見取図(第2図)を被疑者に示した。
 2    その図画が,私が現場で指示,説明して作成された図面であるこ
     とは分かっておりますが,事故の状況についてはその図面のとおり
     間違いありません。
      私がその図面にあるグローバルハイキング高知春野店の駐車場か
     ら国道に出るまでの経緯についても,警察にお話ししてあるとおり

ページ2は公開されてません。

ページ3
06/11/06 14:27
      それは,私がバスの運転席に座った高さからの見通しです。
      私は,再び発進したときの速度は,時速5キロから10キロのゆ
     っくりした速度でした。
      そして,私の運転するパスが④地点に来たとき,突然ドーンとい
      う大きな昔がし,バスが揺れたのです。
      そのときの感じとしては ロケットが飛んできて当たったという
     ような強いものでした.
      私は 衝突した白パイについては,まったく見ておらず,衝突し
     て始めて,びっくりして運転席の下を見てみると,白バイが衝突し
     ているということに気付いたのです。
4    私は警察では今述べたように④で右からきた白バイに衝突した
     と述べておりました。
      しかし そのときは私も事故後,時間も経っておらず,気が動転
     して良く分からない状況で指示した部分もありましたので,そのよ
     うに説明したのですが,私は,この白バイがパスに衝突したときに
      私はパスを一時停止して左の方を見ていたような気がしていました。
5    警察で指示説明したあとよく考えてみると、白バイと衝突したと
     きに私は停止していたと考えるようになっていたのです。
     しかし,今現場での衝突時の写真や図面を見せてもらったところ,
     私のバスの前輪のスリップ痕が,右が1.0メートル,左が1.2
     メートル路面についていることがわかりました。

ページ4
06/11/06 14:27
     そのことからすると,私は急ブレーキを踏んで停止したことが分
    かり,衝突したときには私のパスは動いていたことが分かったので
      す
     それを見て私は,白バイが衝突したときの私のパスの位置は④で
    あり,急ブレーキをかけて停止したのが⑤の地点であることがはっ
    きりしたのです。
6   私は衝突するまで右から来ている白バイには気付いていません
    ので,それまではブレーキなどをかけたりすることはなく,衝突し
    て反射的に急ブレーキをかけたということなのです。
     そして停止した地点が⑤であり,衝突してから停止するまで2.
     9メートルあることも分かり,それからしても私のパスは5キロか
    らほぼ10キロくらいの速度で進んでいたことが分かります。
7   私は③から再び発進するときに右側から高知市方面に進行して
    来る車は,一切見ておりませんので,車は来ていないと思い,③か
    ら④に進む間は,私は国道を右折して土佐市の方に向かう予定でし
    たので,これから進入する高知市方面から土佐市方面へ向かってく
     る,すなわち左方から進行してくる事があるかないかを確認するた
    め,左側の方を見ていたのです。
     私は,③から④へ進行する間,高知市方面へ向かう車が通る車線
    を横断していく状態でしたので,もう一度右方の安全確認をしてい
    れば白バイが見えたと思いますので,私の右方の安全確認不十分が
    事故の原因です。
     私のバスは,国道の西側にある駐車場から片側3車線の大きな国

ページ5
06/11/06 14:27
    道に進入していく状況にありましたので,先に横断することになる
    右方から進行してくる車の車線の安全確認を十分にしてから国道に
     進入して横断すべきでした。
8   私のバスの運転席の下に衝突した白バイの警察官の方は,亡くな
    られておりますが,私としては,大変悪いことをしたという気持ち
     でいっぱいです。
     この私の運転していたバスは,仁淀川町のパスであり,任意保険
    も入っていることですし,相手の方にはできるだけのことをしたい
     と思っております.
     葬式には,
                                  私は妻
     と2人で事故現場に行き,花を手向けてお祈りをしてきました。
      この事故で,私は平成18年7月28日から1年間の免許取消処
      分となりました。
      このことで,私は勤めていた高木ハイヤーの仕事もスクールバス
     の運転も全くできなくなって,現在無知職です。

 以上の供述内密を,供述人の面前で検察官がロ頭で述べ検察事務官が入カし
て録取した上,印刷して供述人の確認を受けることとした。
上記印刷したものを供述人に手渡して読ませながら,検察官がパソコン画面で読み聞かせたところ,
 (誤記・誤字・脱字については,供述人の面前で確隊を受けながら増減変更した。)
供述人は内容に誤りがない旨を申し立てた上,各ページの欄外に指印し,次の行に署名指印することとした。
                                               片岡晴彦

投稿者 hal : 2009年11月 2日 00:45

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