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2009年11月21日

あの時、バスは止まっていた 高知「白バイ衝突死」の闇 ~逐条解説?

 
 読書感想文

これほどプレッシャーになった宿題はありませんでした。
それは小学校、夏休みの読書感想文でした。

そもそも本を読むことより近所の悪ガキらとかけずり回り、
危ないことや悪いことをやっていた方がよっぽど楽しかったものだったので、
この宿題は苦痛以外の何物でもありませんでした。
とお~い昔の忘れがたい思い出です。


ところが、いまではこんな駄文を恥も外聞も忘れて書いています。
変われば変わるものです。
一つはタッチタイプが気にならなくなったことも大きな要因だと思っています。
さすがに両手が交差したり人差し指だけで打っていたのでは厭になっていたと思いますが、
その点では救われています。
どうでもいいですが、タッチタイプをまとめたページです。
 ■ キーボードを見ないで打つ、タッチタイプの習得について --> こちら 

なかなか本題にいけませんが、
ここでは逐条解説ではなく、逐章感想(今作った造語ですw)なるものにトライしてみようと、アレコレ考えています。
どんな風になるかイメージはできていませんが、出たとこ勝負という感じになるのではないかと思います。

『あの時、バスは止まっていた』 2009/11/18
山下 洋平 (著)
クリックで原寸大
anotokiBusStopped_ss.jpg

この本を読み始めてわかったことは、
一気に読もうと思えば最後まで一息で読めてしまえると思ったのですが、
それはやめておくことにしました。
そもそもの目的が、事件に関わることの理解と記憶を確認することですので、
そのためにはじっくり読まないといけないですし、
しっかり行間も読まないと目的が果たせません。
大げさにいえばそういうことですが、
著者が1年も掛けて書かれた本をたった一日で読み切っては失礼にあたるというのが本当のところです。

一般的に、この類の事件・犯罪の本というのは、
事件そのものをよく知らない人が手にすることがあり、
実際に読み始めても事件の背景がなかなかわからなかったり、
また、つぎつぎと登場人物がでてきたりして、それらがつながりにくいものです。
そうなれば興味が薄れたり、消化不良にもなりがちです。

しかし、この本についてはまったくそういうことを感じませんでした。
というのも、たまたま私が事件のことをある程度知っていたのですんなり読めてしまうのだろうと思いますが、
それだけではないような気がします。
それはおいおいわかってくると思われますが、後のお楽しみということにします。

ということで、この本で初めて事件を知った人がどう思うとか、
どう理解できるだろうとかいうことについては、私にはコメントできる資格がありません。
そうはゆっても、かくいう私も2年前はタダの一般人でした。
事件のことなど何も知りませんでした。「きっこの日記」を読むまでは。
 
きっこの日記を読んで、事故の状況は大まかでしたがイメージできました。
もちろん細かいところや、どんな背景があるのか、などなどは全く雲を掴むような状況でした。
が、「オカシイ」ということはすぐに感じました。それもヤバイという感じでした。
当時、疑問を解消するにはもっぱら巨大掲示板を漁ることでした。

なにが問題になっているかを探るにはこれが一番手っ取り早く便利でした。
問題点がわかると、次は現場に意識を置いて何が起きたのかを脳みそのなかでシミュレーションすることをやりました。
それを紙に書いたり、計算したり、プログラムにしたりしてなんとか事故状況を再現しようとしました。

ということで、当時は事故の状況を掴むのにずいぶん骨が折れたことを思い出します。
そのことを思うと、いまの方がいろいろ情報が充実してきてよりわかりやすくなっていると思います。
この時期に書籍が刊行されたことは、読者にとってもハッピーですし、
この本を多くの人に読んでほしいと願われている著者にとっても、いい時だと思います。

やっとこさ、序章と第一章です。
これらの章では著者が事故を知るところから始まり地裁の判決がでるまでのことが書かれています。
KSB瀬戸内海放送のビデオでいえば①番目が参考になります。
実はこのへんのことはほとんど承知していませんでした。だいたいが初めて事故を知ったのが高裁判決がでるそのちょと前ですから、
それ以前の地裁などをダイレクトに知る機会はありませんでした。
判決文を読んでもいまいちわかりにくいですし、
こなれた説明もなかったのでほとんどアンタッチャブルな領域でした。

ということで、この序章と第一章は知らなかったことが多く、新鮮な印象で読んでいます。

【表中の語句の意味】
  ①・・・・・・シリーズ「高知白バイ衝突死」の番号
  初・・・・・・・初めて知った事柄、新鮮である
  臨場感・・・・状況が手に取るように臨場感をもって記述(=容易にイメージでき、分かり易い)

第一章~第三章 各節感想&ビデオ第四章~第六章 各節感想&ビデオ
序章

第一章 事故は作られたのか

 お別れ遠足
 八カ月後のブレーキ痕
 目撃者は二十七対一
 裁判官の「助け舟」
 「罪を憎みます」
 勝利のサイン

第二章 証拠が嘘をつく?
 交通事故鑑定人
 動機はあった?
 バス実験
 おたまじゃくしの作為
 まさかの即日結審

第三章 真実はどこに
 動き出した生徒たち
 控訴審判決
 責任逃れ
 高裁の存在意義
 交通部長の議会答弁
 白バイの速度は?



16
21
26
34
38
42


48
51
58
65
69


78
84
90
94
99
103
初、臨場感
 




臨場感

臨場感
第四章 もう一度、審理を
 広がる支援の輪
 いざ最高裁へ
 長男からの贈り物
 事故二年目の決断
 「組織的な捜査を」
 もう一つの裁判

第五章 それでも、証拠は動かない
 上告棄却
 記者へ逆質問
 異例の説明会見
 「横滑り論」
 長女の決意
 残された日々
 葬り去られた調書
 カウントダウン
 「行ってきます」

第六章動き出した時計
 表情の変化
 妻に宛てた手紙
 一条の光
 二度目の不起訴
 反撃ののろし
 あの場所へ、もう一度
 ヒラメ判事と謀略事件
 そして、第二幕

 あとがき
 事件の経過

110
116
122
127
130
134


142
147
151
154
158
161
167
174
180


190
195
200
208
216
224
230
235

245
252

 
この続きは次回へ(To be continued) というか、この表を基に追記していくか、別のエントリになるか・・・ 先が見えていませんのでご了承ください。
目次

第一章 事故は作られたのか
 お別れ遠足 16
 八カ月後のブレーキ痕  21
 目撃者は二十七対一   26
 裁判官の「助け舟」    34
 「罪を憎みます」      38
 勝利のサイン        42

第二章 証拠が嘘をつく?
 交通事故鑑定人     48
 動機はあった?      51
 バス実験          58
 おたまじゃくしの作為   65
 まさかの即日結審     69

第三章 真実はどこに
 動き出した生徒たち   78
 控訴審判決        84
 責任逃れ          90
 高裁の存在意義     94
 交通部長の議会答弁  99
 白バイの速度は?   103

第四章 もう一度、審理を
 広がる支援の輪     110
 いざ最高裁へ       116
 長男からの贈り物    122
 事故二年目の決断   127
 「組織的な捜査を」   130
 もう一つの裁判    134

第五章 それでも、証拠は動かない
 上告棄却 142
 記者へ逆質問 147
 異例の説明会見 151
 「横滑り論」 154
 長女の決意 158
 残された日々 161
 葬り去られた調書   167
 カウントダウン     174
 「行ってきます」    180

第六章動き出した時計
 表情の変化     190
 妻に宛てた手紙    195
 一条の光      200
 二度目の不起訴   208
 反撃ののろし    216
 あの場所へ、もう一度 224
 ヒラメ判事と謀略事件 230
 そして、第二幕   235

あとがき        245
事件の経過      252

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投稿者 hal : 2009年11月21日 17:09

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