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2009年12月26日

消されたワンボックスカー 愛媛白バイ事件

高知白バイ事件より前に起きた事件です。(2004年11月)

高知白バイ事件を調べていたとき、たまたま愛媛でも同様な事故があったことを知ったのが、2007年11月 2日でした。
NHK報道があり、記録に残そうとエントリーをアップしました。

 ■ 【愛媛白バイ事件】止まっていたバイクに白バイが衝突 容疑者扱いで損害賠償請求 --> こちら
 ■ 愛媛白バイ事件  もう一つの白バイ事故 --> こちら


第三者である目撃者が、目の前で目撃した証言が無視された
その目撃者というのは、
スクーターを運転していた息子さんのお母さんや祖母と面識があり、
証言の信憑性は乏しいと一方的に決めつけられ、無視されました。
そして、事故白バイ警察官の証言だけが採用されました。

高知白バイ事件を彷彿とさせます。

その目撃者は、事故直後、スクーターの運転手が誰であることは知る由もなかった時点で証言しているのに、
警察は家族とつながりがあることにして、嘘をゆっているということにしてしまったのですから、
目撃者が腹をたてるのは当たり前です。

スクーターは停止していたのに時速17キロで動いていたとされ、
また、提出された事故直後の現場写真に、
転倒している白バイが写ってるものが一枚もなく、
おまけに警察にしか見えないものを「白バイのスリップ痕だ」とゆって警察官が平然とチョークで路面にマーキングする始末。

開示が拒否されていたネガフィルムの一部がでてきたが切り刻んであった・・・、
と唖然とさせられることばかりです。
あってはならないことですが、
反論できない最悪の状態(寝たきりや植物・・・)になっていたかもしれない大きな事故だったわけですから、
それを考えたら怖ろさ百倍です。
警察によって別の事故ストーリが拵えられ、
一市民に罪が擦り付けられ、100%悪者にされるところでした。

高知白バイ事件とまったく同じ構図です。

なにも高知が特殊な事故事例だったということはではなく、
ようは警察の方になにがしかの物的・人的損害がでた場合は、
その責任を他者に擦り付けるべく躊躇なく責任転嫁をやってしまう組織であるということを
まざまざと見せつけてくれました。

そういえば、「高知白バイ事件」の掲示板でこういう書き込みがありました。

210 :名無しピーポ君:2007/10/31(水) 21:05:33
警察・検察は嘘をつく。
警察・検察は証拠を捏造する。

この事実を多くの国民に知らしめたことがこの事件の大きな功績とも言える。

警察・検察の裏金問題や神奈川県警の取り調べ室内射殺事件(自殺で処理)
などの例を挙げるまでもなく、警察自体が絡んだ事件を警察・検察自体が
扱うことが間違い。警察・検察の絡んだ事件を扱う独立した機関が必要。

このことを一人一人の国民が(今すぐに行動に移せなくとも)心に刻んでおくことが大事だと思う。
いつか実現される時のために。


これまでにこの愛媛白バイ事件はなんどもスーパーモーニングで取り上げられ、そのビデオが見られるようになっています。
ここではメディアプレーヤーで再生できるように小細工を施したものをご紹介します。
オリジナルは柳原三佳さんのホームページにあり、そこへのリンクとなっています。

   ● 柳原三佳さんのホームページ --> こちら

ブラウザーはWindows 標準添付のIEで見てください。
Active Xが使われているので Firefox ユーザの人はプラグインが入ってないと見えませんが、もし入ってなければセキュリティのことを考えれば敢えて入れることはないので、
ここはすなおにWindows 標準添付のIEを使って再生することをお奨めします。
  クリック↓で、動画が見えるリンク先のページへ飛びます。
ehimeSupamoni.jpg

直近のスパモニ2009.12.18(金)放送分、とくに後半は必見です。
・・・ スパモニ2009.12.18(金)放送分 91218愛媛白バイ事件1/2 ・・・
クリック ↓ でYoutubeを開く
supamoni20091218_1.gif

・・・ スパモニ2009.12.18(金)放送分 91218愛媛白バイ事件2/2 ・・・
クリック ↓ でYoutubeを開く
supamoni20091218_2.gif

『愛媛県松山市白バイ事故・・母です 』より引用します。--> こちら から


<愛媛県議会(2009.12.2)での愛媛県警本部長の答弁>

■阿部悦子議員の質問

 警察車両が起こす交通事故は、年間約60件となっていますが、そのうちの半数が民間車両との事故です。このような時、民間人の側は情報提供も受けず、警察に都合のよい取り調べに基づいて調書が取られ、民間人が泣き寝入りを余儀なくされることも少なくないのではと思わせられる係争中の事件があります。それは2004年11月に起こった「白バイ事件」です。 

 これは、松山西署の白バイが高校生の少年が乗ったオートバイに衝突をして両者が重傷を負ったものですが、松山西署は少年を業務上過失傷害で書類送検、家裁は保護観察処分としました。しかし、少年側は「停止していたオートバイに、いきなり白バイがぶつかってきた」と主張して高松高裁に抗告、高松高裁は「事実認定が警察関係者の供述調書だけに基づいて行われている」として審判を差し戻し、これにより同家裁の差し戻し審で不処分を決定、少年は無罪を勝ち取りました。ところが、県警はいまだに無罪になった審判を受け入れず、事故から5年もたった現在も少年側の過失を主張しています。

 この白バイ事件の経緯を見てみますと、県警のいくつもの不公平が明らかになっています。一つ目は、当事者の少年には事故の捜査内容を非公開としながら、事故を起こした白バイ隊員には、逐一情報提供がなされて「供述書」が作成されています。
 刑事訴訟法47条には、「捜査記録は公判前には開示しない」ことになっているはずです。にもかかわらず、白バイ隊員は捜査記録を見ています。事故の当事者であっても、捜査機関に在籍していれば、公判前に調書を開示することは許されるのでしょうか。許されるとしたらその根拠をお示しください。

■牛島警察本部長

 阿部議員にお答えいたします。
白バイ事件についてのご質問のうち、まず事故の当事者であっても捜査機関に在籍していれば、公判前に調書開示が許されるのか、許されるのであればその根拠を示してほしいがどうかとのおたずねでございます。
 阿部議員ご指摘の刑事訴訟法第47条の規定により公判前には調書を公にされてはならないとされています。

■阿部議員

 次に事故の目撃証言についてですが、警察は目撃者に対して捜査内容をちらつかせ、証言を誘導し供述を変更させ調書を作成しています。証言を変更させた事は県警も認めていますが、目撃者の証言は図や調書に、そのまま記録することは常識だと思いますが、その記録がありません。県警は目撃者の証言をどのように扱うのか、誘導によって証言を変更させたことについてのお考えを伺います。

■牛島警察本部長

 交通事故の衝突地点や車両の停止位置は現場の痕跡、車両の損傷状況、目撃者の証言など客観的事実に基づいて総合的に判断認定しています。
 本件におきましては目撃者にたいし路面痕跡とうの客観的事実を示して合理的な説明を求めたものであり警察官が誘導して証言を変更させたという事実はございません。

■阿部議員

 1昨年の12月議会で私は「衝突した両車両の位置を記録しないまま、警察官が白バイを20メートルも移動させたのはなぜか」と私が尋ねたところ、本部長は「移動させたのは通行人らであった」と答弁されました。しかし現在白バイを大きく移動させたのは警察官であったことが明らかになっています。にも関わらず、実況見分調書にも他の記録にも移動された後の写真しか貼付されていません。事故状況を判断するために不可欠な、事故直後の現場保存をしなかったのは、白バイ隊員の不祥事を内密にするため、真相を恣意に隠し、衝突地点をねつ造するためだったのではありませんか。

■牛島警察本部長

 本件におきましても一般の交通事故と同様、交通事故の状況を明らかにするために必要な写真を実況見分帳に添付しております。
 なお、警察官が現場に到着した時にはすでに第三者により白バイは移動されており、白バイ移動前の写真は撮影されておりません。

■阿部議員

 事故直後の現場写真を調書から外した理由をお答えください。

■牛島警察本部長

 ご質問については、平成19年12月議会におきまして阿部議員にお答えしたとおり交通事故現場に警察官が到着したさい、すでに第三者により、危険防止のため白バイ等は移動されておりました。
 したがいまして、白バイが移動される前の写真はなく実況見分調書とうに写真の添付はございませんが、白バイ等の転倒地点や衝突地点は路面痕跡、車両の損傷状況、目撃者の証言等から客観的に認定しており、真相を恣意的に隠したり衝突地点を捏造した事実はございません。

■阿部議員

 この件で、監察官室は独自の実況見分においてどのような調査を行ったのかお答えください。

■牛島警察本部長

 監察官室においては調査をおこなっておりません。

■阿部議員
 
 以上のような事実経過を受けて、昨年4月、民主党の細川律夫議員が衆議院法務委員会で当事件を取り上げ「警察が身内の人間をかばっているのではないか、偏った捜査が行われているのではないか、そのようなことが疑われないような制度を検討するべきではないか」と質しています。
 今後は警察が関与する交通事故の捜査には第3者機関が必要だと思いますが、本部長、公安委員長のお考えをお聞かせください。
 この事件で心身ともに傷を負った少年の5年という歳月はどんなに長く、過酷なものであろうかとおもいます。また、今のままでは一般市民の誰もがこのような事件に巻き込まれる可能性があります。警察は失墜している信頼を取り戻すために、今回の白バイ事件に真摯に向き合っていただけますよう要望いたします。




投稿者 hal : 2009年12月26日 00:17

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