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2010年2月23日

帝人事件、小沢事件 ~「検察が政治的に動いた」といわれる

高知白バイ事件で1年4ヶ月も収監されていた片岡さんが今朝、自由の身になりました。
再審請求が始まるのでこの時期までには政権が安定し、「取調べの可視化」「刑訴法の改正」がマニフェストどおり実行される、再審にとっていい環境ができると心待ちにしていました。
   ■ 「刑訴法の改正」もう一度国会で質問してもらおう --> こちら
   ■ 民主党政策INDEX2009 法務 「裁判員制度の円滑な実施に向けた環境整備」--> こちら

ところがところが、検察の人事に手を突っ込もうとしていた小沢氏に、さらにこれら民主党の政策に存亡の危機だと悟った連中が謀反を起こし、マスゴミを抱き込んであることないことリークを垂れ流し国民を惑わす暴挙に出ました。残念なことですが、多くの国民が惑わされてしまいました。
「目的の為には手段を選ばない」、もっぱら悪事に手を染めたものどもの専売特許かと思いきや、あろうことかその矛先を国民に向けてきました。さすがの国民も気がつこうというものです。

この事態は76年前の「帝人事件」とよく似ていると思いました。
時代背景が違うといえども、時のパワー(軍部)に手を突っ込もうとした斎藤実内閣、結局総辞職に追い込まれ内閣が潰されました。そして暗殺です。

新政権にも似た状況が起きています。
端緒は小沢秘書いきなり逮捕事件でした。時のパワー(小沢一郎)が目障りでどうしても潰したいと。国民が史上初、民意で選んだ鳩山政権が今後も安定して運営していけるかどうか。
一年に渡って続く一連の不穏の動き。まったくもって臆することがない輩たちです。

  ■ 1年前、2009年3月10日のエントリーで「帝人事件」を取り上げました。
       --> こちら

検察の驕り高ぶり、昔も今も変わってない

・・・・帝人事件は「まったく犯罪の事実が存在しない」と判断され全員無罪。政敵の攻撃や一層の国粋主義を進めようとする政治家、軍部の動きに「社会を大掃除したい」と意気込む検察が乗ったといわれる。しかし、時間を取り戻せるわけもなく、この国は一気に戦争へ。

 思い込みや政治的思惑による"正義"は世の中を過つ。大きな教訓だ。今回の騒ぎは歴史の審判に耐えられるか。


東京新聞2010年2月22日
tokyo100222.gif
歴史を学ばないといけない
◆◆ 帝人事件 ◆◆

76年前、
◯ 斎藤実内閣
・軍の専横にブレーキ ⇒内閣総辞職、暗殺

◯ 小沢事件
・検察人事に手を・・ ⇒政権が脅かされてる

↑ いま、ココ


歴史に耐えられるか

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2010022202000072.html
2010年2月22日

 小沢一郎氏のカネの収支は異常だが、検察のやり方もおかしい-。「政治とカネ」の問題はいまだくすぶっているが、今回は検察と報道批判も少なくない。よく引き合いに出されるのが「帝人事件」だ。

 一九三四(昭和九)年四月、斎藤実内閣の時、帝人会社の株式をめぐる「時事新報」の疑獄報道をきっかけに、検察が動きだし政官財の十六人が起訴された。この間、国会は汚職追及だけ、報道も加わり、文相の鳩山一郎が辞任するなど屋台骨を揺すぶられ、斎藤内閣は七月に総辞職する。

 この内閣は挙国一致内閣として農村救済に力を入れ景気も回復の兆しを見せていた。また斎藤は海軍出身だが、国防予算抑制をもくろむなど軍の専横にブレーキをかけようとしたが、すべて中途で終わった。少しでもましな政治を求める努力は水泡に帰す。二年後の二・二六事件で内相だった斎藤は暗殺された。

 ところが、その翌年十二月に出た判決では、帝人事件は「まったく犯罪の事実が存在しない」と判断され全員無罪。政敵の攻撃や一層の国粋主義を進めようとする政治家、軍部の動きに「社会を大掃除したい」と意気込む検察が乗ったといわれる。しかし、時間を取り戻せるわけもなく、この国は一気に戦争へ。

 思い込みや政治的思惑による"正義"は世の中を過つ。大きな教訓だ。今回の騒ぎは歴史の審判に耐えられるか。 (小林 一博)




投稿者 hal : 2010年2月23日 11:28

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