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2010年3月25日

テレメンタリー『受刑 壁のむこうへ~高知白バイ衝突死3 』


【 おしらせ 】 

2日、遅れてしまいました。
テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作するドキュメンタリー番組"テレメンタリー"で、KSB瀬戸内海放送・制作の作品が放送されます。今度で第3弾です。
   
  ※基準日は2010年4月5日ですが、各放送局によってスケジュールが違ってきます。

正味24分という時間枠の中で仕上げなければならない制約がありますが、そんななか、すでに2回を見ている人にも、今度が初めての人にも感動が湧き上がるべく、ガンバッテらっしゃるようです。

山下洋平氏、リキがはいっています。

・・・テレメンタリー『受刑 壁のむこうへ~高知白バイ衝突死3 』 ・・・
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2006年、高知県で起きた白バイとスクールバスの衝突死事故。「止まっていたバスに白バイが突っ込んだ」という生徒らの証言にもかかわらず、裁判所は警察側の証拠を全面的に採用。元バス運転手は刑務所に収監された。
無実を訴え、"壁のむこう"で過ごす1年4カ月...。残された家族は、「真実を明らかにしたい」と警察を相手に裁判を起こすが、またも司法の"厚い壁"が立ちはだかる...。
元運転手の出所までを追った、調査ドキュメンタリー第3弾。

制作:瀬戸内海放送


この時間割は機械的に算出したもので、発表されているものではありません。また、2009年10月現在と、情報が古いこともあるので、必ずテレビ欄でご確認ください。
※ネットで調べた範囲で一部修正があります。直近の分かる範囲で修正しましたが、開始時刻などが違っている場合がありますので、必ず新聞などのテレビ欄でご確認ください。

局名放送時間テレビ朝日の放送日を基準
朝日放送4月3日(土)25:30~26:00-2
新潟テレビ214月3日(土)05:20~05:50-2
長野朝日放送4月4日(日)25:25~25:55-1
北陸朝日放送4月4日(日)26:00~26:30-1
静岡朝日テレビ4月4日(日)06:00~06:30
-1
瀬戸内海放送4月4日(日)25:30~26:00-1
広島ホームテレビ4月5日(月)25:51~26:21-1
鹿児島放送4月4日(日)06:00~06:30-1
琉球朝日放送4月4日(日)25:30~26:00-1
テレビ朝日4月5日(月)26:40-27:100
青森朝日放送4月5日(月)25:15~25:45
0
福島放送4月5日(月)25:10~25:400
山口朝日放送4月5日(月)25:53~26:230
大分朝日放送4月5日(月)25:50~26:20
0
長崎文化放送4月5日(月)25:25~26:550
東日本放送4月6日(火)25:51~26:21+1
熊本朝日放送4月6日(火)25:45~26:15+1
山形テレビ4月8日(木)25:20~25:50+3
愛媛朝日テレビ4月10日(土)?26:00~26:30+5
北海道テレビ放送4月10日(土)25:30~26:00+5
秋田朝日放送4月10日(土)07:00~07:30+5
名古屋テレビ放送4月10日(土)05:20~05:50+5
青森朝日放送4月10日(土)06:00~06:30+5 (再放送)
岩手朝日テレビ4月11日(日)25:30~26:00+6
静岡朝日テレビ4月11日(日)25:40~26:10+6(再放送)
九州朝日放送4月11日(日)26:25~26:55+6
名古屋テレビ放送4月16日(金)?4:55~5:25+11(再放送)

KSB瀬戸内海放送・山下洋平氏がこの事故を知ったのが2007年8月でした。事故発生から1年半ほど経過した後であり、しかも瀬戸内海放送は他府県の報道機関ですから高知県警の記者クラブにも属していません。ですから取材するにも突撃など、ずいぶんご苦労されたことと思います。それが著書「あの時、バスは止まっていた」に書かれています。

    ※「動機はあった?」P.51~
    ※「あとがき」P.245~
      などに記述あり

・・・『あの時、バスは止まっていた 』 高知「白バイ衝突死」の闇 ・・・
 ↓ アマゾンのリンク先

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『 あの時、バスは止まっていた  』
     高知「白バイ衝突死」の闇

著者:山下洋平
     KSB瀬戸内海放送記者

単行本: 256ページ
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2009/11/16)
ISBN-10: 4797353899

ISBN-13: 978-4797353891
発売日: 2009/11/16


内容紹介

◎ジャーナリスト 大谷昭宏氏推薦

白バイは"黒バイ"か
地方局記者が執念で迫る

「これです」
被告の支援者が数枚の写真を取り出した。
路面には黒々とした二本の筋。
裁判で有罪の決め手となった、スクールバスの「ブレーキ痕」だ。
「このブレーキ痕は、警察が捏造した疑いがあります。これは冤罪ではありません。警察組織の犯罪です」
――二〇〇六年三月三日午後二時半頃、高知県旧春野町(現高知市)の国道五六号で、高知県警の白バイと遠足中のスクールバスが衝突し、白バイ隊員(二十六)が死亡。
バスの運転手、片岡晴彦さん(五十二)は現行犯逮捕された。
同年十二月には業務上過失致死罪で起訴され、翌二〇〇七年六月には禁固一年四カ月の実刑判決が高知地裁で下された。
その後、高松高裁、最高裁と判決は覆らず、二〇〇八年十月、片岡さんは獄中の人となった。

香川県と岡山県を放送エリアとする地方テレビ局「KSB瀬戸内海放送」。
同局の報道記者である著者のもとに突然、見知らぬ男性から電話が掛かってきた。
男性は、「この裁判は作られたものだ」と訴えた。
事件が発生した高知県のマスコミは、どこも耳を貸してくれない。
藁をもすがる思いで、かすかなつてを頼って県外の地方局の記者に連絡してきたのだ。
この一本の電話をきっかけに片道三時間半、著者の高知通いの日々が始まった。
法廷の場で結審されたとはいえ、不可解な点が多々ある高知「白バイ衝突死」事故。
本事件の闇を徹底的に追った渾身のルポルタージュ!

◎テレビ朝日『報道発 ドキュメンタリ宣言』の放送で大反響!


果敢に食い下がってくるジャーナリストに真相を暴かれては一大事なので、尻尾を掴まれないように追い返すのに必至という県警とKSBの攻防がありました。(でも、もうとっくに暴かれてますけど、ね)
その奮戦ぶりの一部がKSB瀬戸内海放送公式サイトで公開されているビデオに収録されています。

真相が明かされたらどうなるか、裁判所も重々わかってるはず
というのも、最重要証拠である写真のネガフィルム(複製など、いじられてないオリジナルのネガ)と、行方が不明になっている供述調書が表にでてきたら、事件は根底からひっくり返り、謀略だったということが世に知られしまいます。その調書というのはある生徒が白バイが突っ込んでくるのを衝突の瞬間まで目で追っていて、それをもとに供述しているものです。この調書だけが裁判にも出されておらず、行方知らずとなっています。オリジナルのネガフィルムともどもこの調書には事件をひっくり返す極めて重要な供述がなされているので、隠すほかなかったと見ています。

   ■ 衝突の瞬間まで見ていた生徒 --> こちら

これら最重要証拠が飛び出てきたら、高知県警にとどまらず中央官庁の警察庁にも飛び火し、司法の元締め最高裁にも非難が集中し、政権自体も責が問われたただけに、裁判所で食い止めるほかないと考えたのだろうと推察しています。
ありもしない証拠と証言で有罪にし、後はすべて門前払いで事件を闇に葬ることにした、と。

『あの時、バスは止まっていた 』の参照ページ 
   ※「葬り去られた調書」P.167~
   ※ネガフィルムについては「一条の光」P.200~

KSB瀬戸内海放送の公開ビデオ
   ※2008/07/29高知白バイ衝突死⑨ "隠された"生徒の調書 こちら

その後、新政権が誕生したことはしました。が、依然として政治を取り巻く状況はほとんど変わっていません。鳩山政権がいまだに權力を掌握できておらず、その裏でそうなることを忌嫌うものたちが必至で阻止すべく蠢いていますから、新政権にとってこれから政権を掌握できるのかどうか前途多難です。ということで司法を取り巻く環境も従前のまま、大きく期待が外れています。

權力が掌握されたらこれまでやってきたことが順次総括されるはずです。
警察・検察の裏ガネなど悪事が暴かれ、刑務所に入らなければならないものが多数でてくるはずです。刑務所が足らなくなることぐらい、彼らだってわかっているはずです。
また、マスコミにしても新聞とテレビが分断され窮地に立たされることが予想され、それを阻止すべく利害関係が一致する旧勢力とがっちりスクラムを組んで鳩山政権を潰すべく動いています。

下は支援者さんの直近のツイッターです。 もっと率直につぶやいていいと思いますが、お立場とお人柄か、とても控えめです。なので、その意を汲んで無謀にも補足してみたというわけです。 --> Wed, Mar 24 20:07 http://twitter.com/lm767/statuses/10973922382

 4月16日には高知白バイ事件の国賠判決。こちらの方は「原告不適格」で門前払いが予想されています。これで4回目かな。裁判所もどういうワケか真実を知ろうとしない。ネガや生徒の証言を審理をすれば事実が明らかになるのにしようとしない。 地元マスコミは『支援者の主張は漫画』と発言した。
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逃げ回っている裁判所、それを報道しようとしないというマスコミ
とても厳しい現実があります。
が、かれらとて国民が知るべきことを妨害していることに少しは引け目を感じているはずであり、そこを突くべく、名もない市井の人であっても毅然とした主張をすることがとても大事だと思います。
そうは言っても一個人がチンケなサーバーでほざいたところで大した影響があるわけではありませんが、それでもやれることがあるならやっておこうというスタンスでやっています。

事件もいよいよ最後の段階にきました。
5度目の再審請求で、奇跡的にも「法と正義」、そして「良心」をもった裁判官に巡り合い再審が開始され、冤罪が晴れた事件がありました。徳島ラジオ商殺し事件です。
検察が最も重要な証拠を隠していた事件でした。 --> こちら

高知白バイ事件はその事件とも大きく異なり、国家權力がぐるになった組織犯罪であり、謀略事件なので、極めて極めて厳しい現実があると理解しています。

前代未聞のトンデモナイ事件が起きているというのに、しかも全国ネットや大新聞などはそれを重々承知しているのに、こぞって無視する構えです。この事件でもニッポンのマスゴミの問題点が浮き彫りにされています。ずっと事件を追っているKSB瀬戸内海放送、テレビ朝日とその系列局を除けば皆だんまりを決め込んでいます。
ほんとうならどのチャンネルを回しても高知白バイ事件をやっている、それほどの重大事件です。そのようになれば「大変な事件だっ!」と視聴者の心が動くようになり、大きなうねりになると期待できるのですが、「長いものには巻かれろ」「お上には逆らうな」式のニッポンのマスゴミ、なかなか思い通りにはいきません。

そうであっても手をこまねいていてもしょうがありません。力技の告発だけではなく、それにプラスして告発者自身や家族、そして周りの関連する人々が発する事件についての思いが視聴者や読者に伝わったらその効果が2倍にも3倍にも増するのだろうと思います。

   もっともっと、あらゆる場所で、あらゆる手段で、その思いを発したらいいです。

去年、『それでも、証拠は動かない』がテレメンタリー年間優秀作品に選ばれ、その受賞式のことをご紹介しました。KSB瀬戸内海放送のサイトにインターネット放送局「こっちもKSB」があり、そのバックナンバー2009/05/08に山下氏が取材・構成を担当したドキュメンタリー番組「それでも、証拠は動かない」が、テレメンタリーの年間優秀作品に選ばれ、受賞式の様子が収められています。その一コマです。

KSBkocjimo090508.jpgテレメンタリー年間優秀作品受賞式の一コマ

 朝日放送報道局長
   ドキュメンタリーには2つの大きな要素

    ① 告発 ② 人間性





投稿者 hal : 2010年3月25日 06:06

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