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2010年8月12日

大惨事の原因を安全管理に結び付けたがっている ~日航ジャンボ機墜落


 ここのところ、気分が芳しくありません。
というのも、新政権になったものの、「政治を変えるんだ」と高らかに宣言したあの気概はどこへいってしまったんだ、という思いがあるからです。
自民党時代に逆戻りつつある政治状況を儚んでいるといっては大袈裟すぎますが、
そんな折の今朝の新聞です。

これまでに国家による謀略事件がありました。
この「日航ジャンボ機墜落」もそれらと同様に闇に葬られるのかという諦めがありました。そんななか、予想だにしなかった政権交代が起きました。
これで他の事件とともに検証できるチャンスが到来したと期待したのも束の間、検察が執拗に小鳩政権潰しにかかり、テレビぐらいしか見ないから大丈夫だと多数の国民をターゲットにすべく新聞なども総動員してネガキャンを張りまくりました。案の定、「小沢は悪いヤツだ」のイメージ刷り込みに成功しました。
検察が望んだ通りの結果になり、お見事というほかありません。

次の番は俺だと、じ~っと身を潜めて待っていたのが菅さんでした。

内政は役所に丸投げ、外交・防衛はアメリカに丸投げは自民党と変わらず、新政権に対する期待が大きな失望に変わりました。
ということで、ポチになろうとしている菅政権ではとても無理な相談ですが、それでもまだまだ民主党にはチャンスがあります。

で、本題です。
日航ジャンボ、JAL123便墜落の解明
中曽根康弘大勲位、91歳。失礼ながらだいぶヨボヨボしてきた印象です。
が、まだボケてしまってはないようでして、ご存命です。
そしてそのほか、当時の事件を知る立場であった責任あるものたちも多くが第一線から退いたといえ、
すべての人が墓場までもっていくとは限りません。
心境の変化により、真実を明らかにせねば死ぬに死ねないと決意する人が現れてくるやも知れません。
が、その前に「新政権が再検証すべきだ」ということは言うに及びません。
解明されなければならないことがマウンテンとあるんですから・・。

例えば、破壊が起きた18時24分36秒
FDR(flight data recorder)フライトレコーダーに記録されていた横方向に加速度が加わった原因はなに?
これについて日本乗員組合連絡会議が考察を行ない、刊行物をだしています。

   『日航123便に急減圧はなかった』 --> こちら

すなわち、運輸省事故調委員会が結論付けた「すべての破壊の引き金になったとされた後部圧力隔壁の破壊」はなかったことを示唆しています。助かったスチュワーデスの証言からも、残された写真からも状況証拠として裏付けられています。

事故調はそれらをすべて無視することで結論づけました。 --> こちら など

で、
第四章 破壊過程についての考察」で異常な加速度があったことを説明しています。
   ◇ -->  こちら

・・・
続いて前後方向の加速度が1秒間に4回記録されるデータのうち1つだけが+0.5Gの前方への加速度を示している。  続いて横方向の加速度が最初ひとつのデータだけが(1秒に4個のデータのうち一個だけ)左に0.2Gに振れ、続いてこまかく振動している。この振動は、36秒から約1秒間は2ヘルツの振動数を示している。横方向加速度は1秒4回の割でデータが記録されているので、横方向に2の倍数・・・4、8、12、16・・・ヘルツの振動があった可能性を示している。
 これはボイスレコーダーに記録されていた振動、8~16ヘルツと一致し、この振動が横方向であったことを示している。これは上部方向舵のフラッター周期12~13ヘルツと一致している。また方向舵の操作量はこの振動と全く対応していない。これらの事実から、上部方向舵のフラッターの発生が考えられる。
 注目すべき変化として、続いて垂直方向のGの記録が1/2秒間マイナス側に0.25G程度加わって0.75Gになった後、1.9Gまで跳ね上がっている。その差1.15G程度の変化で、次の2秒間で0.25G近くまで低下し,1.6G以上のマイナスのGの変化を受けている。
 異常事態の発生直後に機体が受けた加速度の特徴は、横方向の振動上下方向の加速度の大きな変化である。
 300ノットで飛行中に1秒間に約5°という極めて急激な機首上げが見られる。これが大きな垂直Gの原因になっていることは明らかであり、では何故このような機首上げが生じたかを検討しなければならない。・・・・


 25年目にして新聞は何を伝えるのか

今朝一面の写真とわずかな記事、そして真相からわざと遠ざけようとしているのか、そんな印象をうけた今朝の社説です。

・・・だが放漫経営と社内抗争が繰り返され、安全管理はおろそかになった。その果てがあの大惨事だった。
と、どうしても原因をそこに持っていきたいようです。

chuniti100812.jpg
事故の犠牲者の冥福を祈り、神流川に灯龍を流す遺族ら
=11日午後7時7分、群馬県上野村で(沢田将人撮影)

祈りの光 四半世紀
日航機事故「灯籠流し」  五百二十人が犠牲となった一九八五年の日航ジャンボ機墜落事故から十二日で二十五年を迎えるのを前に、墜落現場の「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)のふもとを流れる神流(かんな)川で十一日夜、遺族たちが慰霊の灯籠を流し、犠牲者の冥福を祈った。=社説⑤面  墜落時刻の午後六時五十六分に合わせ黙とう。近況などを書き込んだ灯龍を川面に浮かベ、故人と会話するかのように手を合わせた。妹を失った愛知県刈谷市の武田たかしさん(七五)は九日に前原誠司国土交通相と懇談した。武田さんは「(経営破綻してリストラを進める)日航の安全面が心配なので、監視してほしい」と話した。  遺族たちは十二日早朝から、御巣鷹の尾根へ慰霊登山。同日夕の墜落時刻に合わせ、ふもとで追悼慰霊式が営まれる。前原国交相も歴代主管大臣として初めて登る。
日航機墜落25年 安全運航は永遠の使命 2010年8月12日

 単独機では世界最悪となった一九八五年八月十二日の日本航空(JAL)のジャンボ機墜落事故。四半世紀が経(た)ったが大惨事を風化させてはならない。安全運航の徹底こそ、会社再建の原点だ。

 東京・羽田空港整備場の一角にある同社安全啓発センター。二〇〇六年四月に開設以来、八万一千人を超える人々が来館した。ゆがんだメガネや座席、墜落原因となった圧力隔壁の残骸(ざんがい)などが展示されている。突然命を奪われた五百二十人の絶望と怒りが今も消えることはない。

 墜落現場となった群馬県上野村の御巣鷹の尾根で、今年は大掛かりな慰霊式が行われる。大西賢社長らに続き、前原誠司国土交通相が歴代大臣として初めて慰霊登山する予定だ。

 日航は戦後の日本の航空業界をけん引し、「世界一安全な航空会社」と称賛されたこともある。ジャンボ機の大量導入で海外旅行の大衆化への道も開いた。だが放漫経営と社内抗争が繰り返され、安全管理はおろそかになった。その果てがあの大惨事だった。

 〇五年末、ノンフィクション作家の柳田邦男氏を座長とする同社アドバイザリーグループは、墜落事故の教訓として安全資料センター(仮称)の設置を提言した。その年は機材や運航トラブルが続出し、安全第一の企業体質づくりが頓挫していたことが判明した。

 そして今年一月十九日、同社は倒産した。会社更生法の適用を受け企業再生支援機構などの援助を得て再建を図ることになった。八月末までに更生計画を策定し東京地裁に提出する予定だ。

 経営の不手際で安全を損ねてはならない。再建計画ではグループ全体で従業員一万六千人以上を削減し、国内外四十五路線から撤退する案が有力だ。士気の低下と事故を体験した幹部・中堅社員の減少により、安全文化の継承が困難になる恐れがある。

 食い止めるには経営陣と管理職、現場社員の三者構成の安全担当組織を強化し、情報交換と意思疎通を確実に行うことだ。労組も参画すべきである。

 航空の安全は民間企業だけでは達成できない。航空行政は空港建設から航空自由化、管制など広範囲に及ぶ。今後は全日本空輸(ANA)を含めた航空会社の体質強化策について検討が必要だ。

 今年は国内で飛行機が初めて飛んでから百年となる。「航空百年」の年が「安全運航百年」推進の一年となることを祈りたい。

【おしらせ】
今晩 8月12日(木) 20:00から、UstreamとStickamでライブ配信があります。
   ◇ --> こちら

『日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ』

1985年8月12日。御巣鷹の尾根に日航123便が墜落し、乗員乗客524名のうち520名もの命が失われた。あの日から25年、この未曾有の大惨事も人々の記憶から、徐々に消えようとしている。未だ多くの謎と疑問を残したまま...。
本当に圧力隔壁は破壊されていたのか?不可解な米軍の行動の真意は?遺族が公開した写真に映るものは何か?25年目にして発見された巨大な機体片とは?節目の年、もう一度この謎と疑問、そして新事実を整理し、再調査の必要性を訴える。

 ■ taca(たか):インターネット・ブロードキャスター フリーランスライター
 ■ 青山透子:作家 『日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ』著者

「どんな話がでてくるかわかりませんが、疑問点を現場にいた乗務員の視点から再整理してくれることを期待したいところです。」とコメントがあります。

『日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ』
JAL123ustream100812.gif



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【 ホームページ 】
 ■ JAL123便 日航機墜落事故の真相 --> こちら


投稿者 hal : 2010年8月12日 06:26

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