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2010年11月 4日

検察がいま頃になって動き出す ~尋常じゃない


支援者さんのブログ『高知白バイ事件=片岡晴彦再審請求中』
  連日、注目の騒動を取り上げています。

◇ 高知地検動 -->  こちら
◇ 地検、動く その2 「ボールはどっちだ」  -->  こちら
◇ 地検、動く その3 -->  こちら
◇ 地検、動く 外伝 -->  こちら
◇ 地検、動く その4 -->  こちら

【 追記 】
高知地検の検事さんも、高検も最高検も、もうどうにもならんステージに来てると思う。


というのも、Iさん本人の指印が押してあるホンモノの調書を「実はこれなんですが」とゴソゴソ出してくるわけにもいかず、そうかといって、裁判に提出された調書は来る13日に、原本に残されているインクの種類と、署名の実体(インクもチェック)をIさん側が確認することになり、確かにIさんの指紋(インクかどうか)と署名のボールペンのインクかどうがはっきりすることになるからである。
※あり得ないことだが、偽造調書で裁判の方は押し通せる(バレない)からと、ホンモノの調書はトットと廃棄処分してしまい、存在してないトンデモない事態かも知れない。

まさか検察が「原本は見せられない!」と強弁するなら、「それじゃ帰ります」と席を立つべし。
帰られて困るのは検察の方である。
で、あ~だこ~だゆってくることが想定される。
「原本は見せられないけど、指紋が合致するかどうかを当方で確認するから、指紋を取らせてほしい」、「ついでに署名も・・・」などと。
が、そんな騙しには決して乗ってはイケナイ。

Iさん側はあくまで原本を見せろと食い下がるだけだ。見せないなら帰ってくるだけ。
指紋、署名は決して渡してはイケナイ。何されるかわかったものではないからだ。偽造に使われることが予見されるから。

だいたいが、ある市民から告発されているのは地検本体であり、「虚偽公文書作成」の疑いがあるということである。あくまでも対象は地検の検事がやった処分についてである。
証人から調書を取る作業はとっくに終わっている話であり、その時点で証人とは縁が切れている。
その後の調書原本の管理・保管は検察の仕事であり、証人が与り知らないところの話である。そんな話に元証人を引き摺り込もうとあれこれ画策している検察である。内部で尋常ならざる事態が起きていることが感じられる。

・・・ 一年で指紋が変わった? 検察による恐怖の「調書捏造」 ・・・
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拾い物

一年で指紋が変わった?

検察による恐怖の「調書捏造」

 うえに掲げた二つの調書の署名と拇印を見ていただきたい。同じ人物が一年足らずのうちに書いて、押した(とされる)ものだが、とても同一とは思えない。
 うえは、高知県警・土佐警察署で取られた調書。下は、その約十カ月後の高知・地方検察庁での調書である。

 ニ〇〇六年三月三日、高知県吾川郡春野町(現在は高知市)で、スクールバスと白バイが衝突した。白バイ隊員は死亡。バスを運転していた片岡晴彦さんは一年四カ月の禁固刑を受けたが、このたび無罪判決を求めて再審請求をおこなった。

  二つの調書は、バスに乗車していた、Iさん(事故当時中学三年生)のもの。
 検察の調書を見たIさんは困惑した。
 言っては、いないはずの証言が記載されていたのだ。さらに「署名をぱっと見たとき、これは本当に私の字かな? と思いました。指紋も違うような気がするんですが、よくわかりません......」と語る。

 「指紋は終生、不変。どういつ、人物の指紋が、一年で変わることなど絶対にありません」(法科学鑑定研究所)
 捏造調書をもとに裁かれる。そんな恐ろしい事が、法治国家で起きているのか?(詳しくは特集頁をお読み下さい)

大阪特捜部「フロッピー改竄」どころじゃない

検察の「調書捏造」を告発する
ジャーナリスト 柳原みか
法廷に提出された調書は筆跡も指紋も別人のもの。″暴走検察″がとまらない

警察が撮影した事故直後の写真
  再審請求した片岡さん(左)と足利事件のすがやさん
事故現場見取り図

大阪・地検特捜部の証拠改竄事件ではストーリーにハメ込む検察の捜査手法が批判された。
だが、供述調書そのものが捏造されたなら、検察はどんな事件でも″作る″ことができるのだ。そんな恐ろしい事態が現実に起こっていた。驚愕の″捏造調書″を告発する。

 大阪・地検特捜部の証拠フロッピーデータ改竄事件で、前特捜部長ら三人が起訴され、検察幹部六人が処分された。これを受けて会見したおおばやし宏検事総長は、「前代未聞の事態」と謝罪した。

 だが、決して「前代未聞」ではない。前田恒彦元特捜検事が日付を変えたフロッピーは、少なくとも、法廷には持ち出されなかった。ところが、検察が証拠として申請した、供述調書そのものが捏造されていた疑いのある事件が存在するからだ。しかも、その調書には、供述した本人ではなく、別人が署名し、ゆびいんを押した疑いまである。

 検察が調書を都合のいいように改竄してしまえば、どんな事件でも″作る″ことができる。こんなことがまかり通れば、どんな無実の人間でもつみに問うことができるし、検察の存在意義は根底から問われることになる。
 問題の事件とは、スクールバスと白バイが衝突し、バス運転手が業務じょう、過失致死で有罪となった「高知白バイ事件」のことだ。
   
 今年二月、一年四カ月の禁固刑を満了した元運転手の片岡晴彦さん(56)は、十月十八日、無罪判決を求めて再審請求をおこなった。
高知地方裁判所に提出された再審請求書では、高知地検が調書を捏造した疑いも請求理由に挙げている。

 本題に入る前に、まずは「高知白バイ事件」の概要を振り返っておきたい。
  事故は、ニ〇〇六年三月三日午後二時三十四分、高知県吾川郡春野町(現在は高知市)で発生した。
国道沿いのレストラン駐車じょうから右折しようとしたスクールバスの右前かどに、右方向から直進してきた高知県警交通機動隊の白バイが衝突。運転していた隊員(当時26)はまもなく死亡した。バスには片岡運転手のほか、卒業遠足の中学三年生二十二名と引率の教師が乗っていたが、けが人はなかった。

 片岡さんは現場で逮捕され、二日後に釈放されるも、事故から九カ月後の十二月六日に起訴された。
 裁判で片岡さんは「衝突じにバスは止まっていた」と主張したが、「バスは時速約一〇キロで進行中に白バイと衝突し、白バイを引きずりながら急ブレーキをかけてとまった。
被告が、みぎかたの確認をじゅうぶんにしていれば、衝突を容易に避けることができた」として高知・地裁、たかまつ・高裁ともに実刑判決。その後、最高裁に上告したが棄却された。

 バスに乗っていた二十二名の生徒のうち、検面調書(検察の調書)を取られたのは二人。その一人である専門学校生のKくん(20)は、自分の供述調書にあらためて目を通しながら、悔しそうな表情でこう語った。

 「ハルさん(片岡さんの愛称)が有罪になった後で、この調書を見せられたときは、とっさに『やられた』と思いました。僕は検察に、『衝突のとき、バスはとまっていました』と、はっきり話したはずなのに......」

 Kくんが調書を取られたのは、起訴から一カ月後の2007年一月六日。副検事が自宅近くまで出向くというので、母親と指定された近所のちゅうざいしょ、に向かった。

 「副検事さんが既に、大まかな調書を書いていて、それを読み上げられた、ように記憶しています。僕は、『バスはかんぜんに、とまっていた。運転手さんは、左右、確認していた』と、話しました。

このとき母から『嘘はつかんようにね。わからんことは、わからんと、いいなさい』と、ねんを押されましたし、僕もその言葉に従って、正直に話したつもりです」

 ところが、きたぞえやすお・副検事が作成した検面調書には、(バスは、いつとまったかはわかりませんが、衝突した瞬間にはゆっくりと動いていたことは間違いありません〉と、書かれていた。

 「副検事さんに調書を読み聞かせられたときには、特に違和感はありませんでした。でも、この調書は本当に僕が内容を確認してゆびいんを押した調書なのでしょうか。もう一度この目で原本を確かめてみたいです」

さらに、供述内容どころか、署名とゆびいんが「別人のもの」の疑いのある調書を取られたのが、現在、大学生のIさん(19)だ。当時、実家から離れて高知市内の高校にかよっていた彼女は、一人で高知地検に出向き、きたぞえ副検事の聴取を受けた。
 Iさんが困惑した表情で語る。
 「署名をぱっと見たとき、これは本当に私の字かな?と思いました。見た感じ、指紋も私のものとは、違うような気がするんですが、よくわかりません......」

「こんなこと、言ってないのに」

 検面調書にある署名とゆびいんは、警察で取られた調書のものと比較すると、素人目にも筆跡と指紋が異なっているように、みえる(真上、参照)。この事実に気づいた片岡さんの支援者が、民間の専門鑑定業者にIさんの筆跡と指紋の鑑定を依頼したところ、検面調書の署名とゆびいんは、いずれも「他人のもの」という結果が報告されている。

 さらにIさんは、調書の内容にも疑念を呈する。
 「自分の調書を見たとき、おかしいな、と思いました。こんなこと言ってないのに、どうして書いてあるんだろう、と......」

 Iさんは、事故当日に警察で取られた調書の中で、((近づいてくる白バイは)割と速い速度だなと、思いました)と述べている。ところが、十カ月後の2007年一月九日、高知地検に出向いて、とられた検面調書では、(普通の速度くらいか、少し速いかな、という感じの速度)、という表現に変わっていたのだ。

 また、衝突の瞬間については、(ドーン、という音がして、バスが揺れ、私は体が前に傾き、次に後ろの座席の背もたれに押しつけられるように、なったのです)と記載されている。

 だが、Iさんは、次のように言い切った。
 「からだが前に傾くような、衝撃や急ブレーキなどは、まったくなかったので、こんなことは、言ってないはずです」

 検察は裁判で、白バイは法定速度の時速六十キロ程度で、走行していたと主張していた。つまり、警察の調書と比較すると、検察の調書では、白バイが法定速度を守っていた、バスが急ブレーキをかけた、と印象づけられるような、表現に変わっているのだ。

 Iさんの検面調書に関する疑問点は、それだけではない。検面調書には、(供述にんは内容に誤りがない旨を申し立てた上、各頁の欄外にも、ゆびいんし)、と明記されているにもかかわらず、なぜか二頁目と、四頁目の欄外には、ゆびいんがないのだ。

ゆびいんが押されていない二頁目には、白バイの速度に関する供述が、記されていた。
 Iさんは首をかしげる。
 「たしか、指にインクを付け、全頁の欄外に、ゆびいんを、押したはずなのですが......」
 実際に、Kくんの検面調書には、四頁、全ての欄外に、ゆびいんが押されている。なぜ、Iさんの調書には、ゆびいんのない頁が、あるのか。

 実は、KくんとIさんの検面調書は、2007年一月、高知地検の捜査公判という部署から、当時の担当弁護士宛に、ファックスで送信されてきた。そのため、コピーされた他の調書と比べると、指紋や筆跡の鮮明さが、かなり落ちている。前述したように鑑定業者の判定は得られたが、その試料がファックスで送られたものである限り、鑑定結果が「絶対」とは、言い切れないかもしれない。

 高知地検の北野彰・次席検事は、こう回答する。
 「一般的にファックス送信は行わないが、公判期日、切迫等で、やむを得ない場合には、誤送信しないよう十分配慮した上で、ファックス送信する場合もある」

 二人の検面調書が送付されたのは、一月十一日。初公判は一週間後だった。
 また、最近、Iさんには、奇妙な事も起きていた。
 「九月中旬、携帯電話に突然、高知地検の職員を名乗る女性から、電話があり、『Iさんの調書のことで、お話を聞きたい』と言うのです。私のいる兵庫県まで出向くので、直接会いたい、とのことでした。

 すぐに母親に相談し、弁護士立会いのもとでなら、構わないと母から返事をしました。すると検察庁の女性は、『それなら、この話はなかったことに......』と、電話を切ってしまったそうです」(Iさん)

 実は、この電話が入る直前、筆跡と指紋鑑定の結果を知った、ある高知市民が、きたぞえ副検事と事務官を、きょぎ公文書・作成罪等で告発していた。これが高知地検に何らかの影響を与えて、Iさんに接触を図ってきたのだろうか。

 いずれにせよ、署名やゆびいんに、捏造があったのか確かめるためには、調書の原本を確認することが不可欠だ。

起訴後に作成された調書

 そこで今回、KくんとIさんに代わって、片岡さんが高知地検に、二人の検面調書(計八頁)の閲覧・謄写を申請した。
ところが、地検から返ってきたのは、「閲覧不許可・つうち書」。つまり、閲覧も謄写もさせられないという答えだった。理由は、「保管記録中にそんしない」、からだという。

 たしかに、二人の検面調書は、供述内容が、事実と大幅に異なっているとして、片岡さんがわが、公判の証拠調べで、不同意にしたため、裁判で証拠として採用されることはなかった。そのため確定記録からは、外されてしまったのだ。

 捏造疑惑を高知地検に問いただした。

 「(Iさんの)署名、ゆびいん、供述内容を改竄、捏造の事実はない。供述調書原本には、全ての頁・下部にゆびいんが存在する」(高知地検北野次席検事)」

 諸外国では、事故直後から、全ての捜査記録を当事者に開示している。たとえば、アメリカの多くの州では、費用を出せば調書のコピーが、ドイツでは、弁護士を通せば調書の原本を入手することができる。

 一方、日本では、刑事裁判が終結するまでは、調書を閲覧、謄写することができない。「見せないこと」が前提の捜査は、今後も調書捏造や隠ペいの温床になる可能性が大だ。

 二人の調書を作成した、きたぞえ副検事は片岡さんの取調べも行なった。そのときの様子を片岡さんが、おもい返す。
 「バスはとまっていたと、副検事にいくら話しても、聞き入れてもらえなかった。
最後には根負けして、署名したこともありました

 片岡さんの再審請求を担当する、元さいばんかんの、いくたてるお弁護士は、再審請求書の中で、本件は県警・検察の偽装・捏造捜査であると厳しく指摘している。

 「特に、バスに乗っていた、KくんとIさんの調書は、当然起訴の参考としなければならないもの。この調書がなぜ起訴後に作成されているのか。このこと自体、本件起訴の不当性を示す証拠なのです」

 大阪特捜部の証拠改竄事件では、決め打ちしたストーリーに沿って、被疑者を取り調べる、検察の強引な捜査手法が批判された。だが、本件は未成年の目撃者が相手だ。それだけに、もし捏造なら大阪特捜部より、悪質と言っても過言ではない。

再審請求が起こされた今、高知地検は、KくんとIさんの調書の原本を開示し、まずは、彼らの疑念に、ま正面から答えるべきだ。




投稿者 hal : 2010年11月 4日 05:49

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