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2010年12月14日

インク詰め替え ~エレコム THC-6CSET4 THC-3EBK4

【 追記:黒インクもだいぶ出るようになってきた 】 新着記事

 恒例の年賀状シーズン到来。
 実は、キャノン製プリンタでのインクの詰め替えは、未体験ゾーン。
 初めてのチャレンジだ。

   【 エレコム ELECOM 製
     ● THC-3EBK4   キヤノン BCI-3eBK 対応詰め替えインク(黒)
     ● THC-6CSET4  キヤノン BCI-6(5)C/M/Y 対応詰め替えインク(カラー)

・・・ ELECOM THC-3EBK4(黒) (カラーセットTHC-6CSET4も内容は同じ) ・・・
THC-3EBK4.jpg


プリンターはキヤノン PIXUS MP710。
MP710_1.jpg

 これはいただきモノ。
 一応動作テストは済んでいた。が、途中でインクが切れてしまい、そのまま長い間放置していた。水で湿らせたキムワイプの上にヘッド面を乗せてヘッドの洗浄を済ませておいたので、ヘッドが乾燥し切ってないかと、ちょっと不安があった。

前準備
そこで念のため、ヘッドを取り出して無水エチルアルコール(水分の多い消毒用アルコールで代用も可)で湿らせたキムワイプの上にヘッド面を被せるように置く。ちょうどヘッド面をアルコールのマスクで覆うような格好にして内部のインクを溶かすことにした。
さらにインクカートリッジとの接触面(メッシュが貼ってある)にアルコールを1、2滴乗せて、1時間ぐらい放置し、これもインクが馴染むように準備をする。
すると乾燥していたインクがジワっと溶け出してくるのがわかるが、そのまま放置。乾いたらまたアルコールを垂らす。

インクカートリッジの加工とインクの注入
前準備の間を使って、インクカートリッジの穴あけなど加工と、インクの注入を行う。
一番のポイントは、やはりカートリッジのインク注入口に圧入してあるプラスチックのボール栓3.9mmφを抜くことだろう。そんなにきつく圧入してないので、比較的簡単に抜ける。

取説マニュアルには、付属の小さなプラスチック(黒色)の治具を使って、カートリッジ内にボールを押し込めと、随分荒っぽい方法が書かれている。
これをやろうとすると、それこそ力技になり、体重を掛けてボールを押しこんでカートリッジ内に落とし込むことになり、大変そうだということが分かる。
そのときに、ボールを固定している枠が稀に破損することがあるが問題なく使えるとマニュアルには書いてある。割れることもあるようだ。

で、この力技の方法は一切行わないことにした。
もっとスマートにしかも安全に、かつ、力も要らない方法でチャレンジしてみた。
これだと、ボールがカートリッジ内で転がってトラブルになることもない。

道具としてはありふれた、次の3点を使う。
 ① 先端を鋭利に研いだキリ 
    先がナマっていては全く役に立たないので、できるだけ細く鋭く目立てヤスリで研いでおく。
    これが最大のポイント。
    深さ3mmほど、同じ回転方向で穴を掘れば、あとは突き刺さったままテコの原理でこじれば、力を入れなくともスッと抜けてくる。ボールの直径が4mmなので貫通しない程度で寸止めするのがコツ。2mmぐらいの浅さだと、キリの先が抜けてしまい、力が伝わらないので、ほどほどに深くないとダメである。難しくはないので、やってもればコツは掴めると思う。

・・・ このように刺さったままで、スポット抜けてくる ・・・
kiriBall2.jpg

 ② 先が鋭利なカッターナイフ 
    刃を折るタイプの一般的なもの。先を折れば鋭利になるので注意点はない。
    この先だけを使って注入口のプラスチックのシールに丸い穴を開ける。
    1mmぐらいずつチョコチョコ切れば、綺麗に丸い穴が開く。

 ③ 先が尖ったピンセット
    できるだけ用意したほうがいい。
    細いヤツで細いものが掴めるように、これも目立てヤスリで研いでおく。

・・・ キリとプラスチックボールの栓 ・・・
kiriBall.jpg

ボール栓が抜ければ、あとはインクの注入だが、これはほとんど問題がない。
ただ注意点があり、
 ① かならず新聞紙を敷いてやること。実は敷かずにやって、インクが零れて慌てた。
 ② インクは入れすぎないこと。マニュアル通りに、スポンジの上面までしか入れないこと。
    一気に注入し、継ぎ足しは厳禁。余分にはいってしまい溢れる原因になるので。

 ③ 先端ノズルをしっかり穴に差し込んで、ボトルの腹をゆっくり押してインクを注入。
    この作業はカートリッジ内の空気を追い出しながらインクを注入するのが目的なので
    先端ノズルのところで空気が漏れると、うまく充填できずインクのボタ落ちがあるかもしれない。
    実は一番先にやった黒インクでやってしまった。トホホ

あとは、取説どおりでOK。

L型キャップもインク漏れなどよく考えられて作られているし、この取説マニュアルもわかりやすく書かれている。
ちなみに黒インクもカラーインクも取説の内容はまったく同じ。

THC-3EBK4manual.gif


【 黒インクも出るようになってきた 】
1. 真っ先にヘッドをチェックした印刷サンプルでは黒インクの調子が悪かった。
 一度、ヘッドクリーニングをやったが改善されなかったので、それ以上続けてやってもインクが無駄に捨てられるだけなので一旦電源を切って、一晩放置することにした。
 エプソンのプリンターでもそうだが、チャンバー内に小さな気泡があるとインクを押し出す圧力がそこに吸収され、その結果インクが出てこないが、時間を置くことで小さな気泡ならインク内に溶け込んで消滅することがあるので一晩放置するというのは賢い方法である。

・・・ 黒インクで印字される罫線のようなパターンと、文字がまったく印字されてない ・・・
MP710testPrints.gif

2.一晩置いたあとの、印字サンプル
黒色の罫線のようなパターンも、文字もだいぶ出てきた。あともう少しだ。
経験的に、闇雲にヘッドクリーニングを掛けても効果はないことを知っているので、できるだけ掛けないことを心がけているが、それでも昨日と今日で3回ほどは行った。
MP710testPrint2s.gif

3.3日目、ノズルもマゼンタの1つを除いて綺麗に印字できている。やったことは、一晩寝かしたことと、朝、一回ヘッドクリーング(カラーだけを)しただけ。ただ、一旦電源をきって時間をおくと、マゼンタのノズルの周りに汚れたインクが侵入するようでマゼンタが灰色っぽく汚れる。仕方ないのでクリーニングをすれば回復するが、原因はいまのところ不明。
checkPrint101216s.jpg

※キャノンのドライバーはいちいち検索を掛けないと出てこない。手抜きの最たるものだが、エプソンのように一箇所に全部まとめてほしいものだ。
【 プリンタードライバー 】
   ◇ Windows XP/2000 用(キヤノン MPドライバ for Windows 2000/XP Ver.520a10 J-12) -->  こちら
   ◇ Windows Vista / 7 日本語版 (32bit版) 用 -->  こちら

【 スキャンソフト MP Toolbox 】
実用にはほど遠い。スキャナの動作チェック用ぐらいなら使えるが。
   ◇ MP Toolbox Ver4.6.0.0.mp10

【 キャノンMP710セットアップガイド 】
   ◇ http://cweb.canon.jp/manual/mp/mp740/mp740-710setup-10.pdf

   ■ キャノンMP710を再生してみる ~プリンター複合機の実力はいかに --> こちら

【その他の関連エントリー】
   ■ インクの詰め替え実験 エレコムTHE-32KIT (エプソン) --> こちら




投稿者 hal : 2010年12月14日 16:59

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