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2013年10月31日

戦争司令部「大本営設置法」 ~日本版NSC設置法の本質

法案の審議が始まったそうですが、
ネットを探しても「日本版NSC設置法」なる全文がでてきませんが、
 ◇ 2つのうちの一つ? --> こちら  
これだけでは、法案の主旨がよくわかりません。

また、こんなのもあります。
 ◇  準備室が作成した説明資料--> こちら (PDF)
絵になっているのでイメージとしてわかった気になるかもしれませんが
やはり本質は見えてこないです。
さらに、
 ◇ 日本版NSC(国家安全保障会議)」の課題 - 国立国会図書館--> こちら
 ◇ 日本版NSC(国家安全保障会議)の概要と課題 : 日本版NSC構想--> こちら
読むほどにわからなくなります・・・
要するに米国NSCがわかってないとお話にならず、
それがわかってる議員さんって、いるだろうか?


どの時代のリーダーもいつも冷静で、
戦争回避にむけて正しい政策判断ができるまともな人物だった・・、とは限りません。
これまでの歴史を振り返れば一目瞭然です。
帝国憲法下では戦争が繰り返され、まさに「戦争の歴史」でした。

【再掲】 --> こちらから一部引用します
再び戦争の歴史になる・・

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安倍さんが的確に判断できるまっとうな人物であるのかどうか・・・?
世間様の評価はどんなものでしょうか。

けさの中日グループの社説は
「首相の賢明な決断に資するなら、設置も一手かもしれない」
すなわち首相が賢明な決断ができるなら与えてもいいという主旨と思われるが
リーダーに少しでも不安を感じるなら法案そのものを廃案にするか、
絶対に暴走出来ない仕組みをつくるか、
そこまでしないと、それこそ禍根を残すことになります。
「kichigai ni hamono」
たとえオカシナ人物がリーダになったとしても、決して刃物を振り回せない・・
そこまで頑強な仕組みを作らないと、国民は枕を高くして眠れないです。

日本版NSC 秘密保護法を切り離せ

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日本版NSC 秘密保護法を切り離せ

2013年10月31日

 日本版NSC(国家安全保障会議)を設ける法案の審議が衆院で始まった。外交・安全保障に関する首相官邸の司令塔機能を強化するというが、特定秘密保護法案と一体である限り、認められない。
 内閣には現在、国防上の重要事項などを審議するため、首相を議長、外相、防衛相、官房長官らを議員とする「安全保障会議」が置かれている。しかし、審議はするものの、決定はあくまで閣議に委ねられており、形骸化も指摘されてきた。
 省庁の縦割りで情報が円滑に伝わらないなどの弊害もあった。
 NSCはこうした問題を解消するため、安保会議を改組し、機能を強化しようというものだ。
 外交・安全保障について協議するため、首相、外相、防衛相、官房長官の四者会議を常設。事務局として内閣官房に「国家安全保障局」を新設し、外務、防衛、警察などの省庁から要員を集めるという。モデルは米英両国の組織だ。
 中国の軍事的台頭や北朝鮮の核・ミサイル開発など、アジア・太平洋地域の緊張は増している。
 それが軍事的な衝突に発展しないよう、情報を集約、分析し、外交・安保政策の決定に生かすのは政府の役割である。
 万が一、偶発的な衝突があった場合でも、持てる情報を最大限生かし、外交力を駆使して危機を拡大させない冷静さが必要になる。
 NSCにより、省庁が縄張り意識を捨てて情報を寄せ合い、総合的な分析が可能になることで、首相の賢明な決断に資するなら、設置も一手かもしれない。
 しかし、NSCを置くために、国民の「知る権利」や基本的人権を侵す危険性がぬぐえない秘密保護法を成立させようというのは、本末転倒ではないのか。
 NSC法と秘密保護法が成立すれば、官邸機能が強化される一方で、外交・安保にかかわる事項が機密のベールに隠されてしまう。
 われわれは、誤った情報で攻撃に踏み切った米国を支持し、自衛隊を「戦地」派遣したイラク戦争の過ちを繰り返してはならない。
 イラク戦争をめぐる日本政府の政策判断が正しかったのか、政府や国会は秘密保護法がなくても十分な検証をしようとしないのに秘密保護法で、ますます闇の中だ。
 この際、秘密保護法案はNSC法案と切り離し、成立を断念したらどうか。秘密保護法と一体ならNSCも見送った方が賢明だ。禍根を残してはならない。

赤旗が端的に「日本版NSC」の本質に迫っている・・・

赤旗2013年10月30日(水)
NSC法案審議 いまなぜ「戦争司令部」なのか

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主張 NSC法案審議
いまなぜ「戦争司令部」なのか


2013年10月30日(水)

 アメリカのブッシュ前政権で国家安全保障担当大統領補佐官や国務長官を務めたコンドリーザ・ライス氏の回顧録が話題です。2001年9月11日のアメリカ「同時テロ」のあと、アフガニスタンへの攻撃やイラクへの侵略を強行したアメリカの国家安全保障会議(NSC)での議論が生々しくつづられています。まさに「戦争司令部」そのものです。日本でもアメリカのNSCをまねた「日本版NSC」を設置しようという法案の審議が始まりました。いったい、いまなぜ日本に「戦争司令部」をつくろうというのか。

アメリカをまねて

 日本版NSC設置法案の趣旨説明と質疑がおこなわれた先週の衆院本会議で、日本共産党の赤嶺政賢議員は、「現代版の大本営、戦争司令部をつくろうというのか」と、安倍晋三首相を追及しました。安倍首相は否定しましたが、「戦争司令部」をつくるのでなければ「日本版NSC」は必要ないし、国民の目、耳、口をふさぐ秘密保護法と一体で同法案を成立させようとする安倍首相が、アメリカといっしょに「海外で戦争する国」をねらっているのは自明のことです。

 「日本版NSC」は、「防衛」や外交など「安全保障」の基本方針を検討するために、首相、官房長官、外務、防衛の「4大臣会合」を定期的・機動的に開催、安全保障担当の首相補佐官や「国家安全保障局」を新設して、官邸主導で、「外交・安全保障政策の司令塔」役を果たせるようにしようというものです。まさにアメリカにあるNSCの"焼き直し"です。

 日本にはいまも「安全保障会議」があり、首相以下の閣僚が「防衛」問題を協議しているほか、北朝鮮のミサイル発射など「重大緊急事態」にも対処することになっています。地震や台風など自然災害や大事故に対しては、「内閣危機管理監」が首相官邸に常駐しています。安倍首相は「日本版NSC」設置の目的を、「官邸主導で」「機動的に」対処するためといいますが、それだけならいまの体制を強化するだけでもいいはずです。現にこれまでの自民党政権でも、安倍政権以外では「日本版NSC」の設置が問題になりませんでした。

 問題は安倍政権が、「日本版NSC」の設置だけでなく、「国家安全保障戦略」の作成や「集団的自衛権行使」の検討など、日本の軍事力を強化し日米軍事同盟を強化する路線を前のめりで進めていることです。安倍首相が「厳しさを増す安全保障環境に対処するには、首相官邸の司令塔機能を強化するのが不可欠」と繰り返しているように、「日本版NSC」も日本の「軍事強国」化を支えるのがねらいです。そんな「日本版NSC」を「戦争司令部」と呼ばずにいったいなんと呼べばいいのか。

戦争への道阻止するため

 「日本版NSC」をつくり、秘密保護法を制定して、安倍政権がアメリカから手に入れようとしている最新の軍事情報は、日本が海外で「戦争する国」にでもならない限り必要としないものです。アメリカのNSC同様、「日本版NSC」も戦争体制そのものです。

 憲法で戦争を放棄した日本が、「日本版NSC」のような戦争体制をつくること自体、憲法を踏みにじるものです。戦争への道を阻止するために「日本版NSC」法も秘密保護法も廃案にすべきです。

大本営といえば、この図でそのイメージがわかる。ただし今は御前会議は存在しない。
 ■ 広島原爆の日  平和宣言 --> こちら
太平洋戦争の開戦を決めたのは御前会議
  ■ 1年前のエントリー「戦争の歴史だった  ・・・明治憲法」から抜粋 --> こちら

当時の憲法は明治憲法であり、
 帝国憲法(明治憲法)第11条
      「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」
と、統帥の中身はともかく、天皇が日本の陸海軍を統帥すると書かれています。
陸軍大臣は海軍のことはわからない、海軍大臣は陸軍のことはわからないという仕組みでしたが両方から報告を受けてわかっていたのは天皇だけでした。

その御前会議の仕組みをNHK 「御前会議」から作ったイメージ図です。


GozenKaigi_s.gif
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  ● 陸・海軍の中堅官僚によって起案され
      ↓ 
  ● 部局長会議
      ↓
  ● 大本営政府連絡会議で事実上決定され
      ↓
  ● 御前会議にかけられ天皇の了承をとった
      ↓
  ● 戦争に突入した


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戦争司令部「大本営設置法」 ~日本版NSC設置法の本質
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投稿者 hal : 2013年10月31日 05:58

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