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2017年8月 2日

【検察】やることはやる、あとは知らん! ~力を失った政権に用はないので・・・

 安倍さんはそのときどきにおいて、
自分にとって都合のいいようにその場その場凌ぎの言動を繰り返す。
必然的に前後の脈絡に齟齬をきたすことになり、「嘘つきだ」と批判される原因になっている。
その場限りの言動なので、過去に何をいったかを覚えておくこともできず
また、その必要もない。
その場その場で都合のいいことを言えばいいだけだから・・・。


 当然のこととして、過去の言動が今になって問題になることがある。
それが自分にとって不都合になると、それが記録されている国会議事録でさえも消去させ
また、議事録そのものを伏せてしまい、なかったものとする暴挙を繰り返してきた。
過去の発言を自由に消去できるなら、国会の議論を記録する意味はまったくない。

 そんなアベさんだが、
森友、加計問題でいよいよ最終ゴングも近い。
飛ぶ鳥落とす勢いのある政権なら
検察だって思うとおりに動かしてこれた自民党である/あった。


ところがいまのアベ政権はとっくに死に体。
それがわかっている検察も下手に忖度すれば自分たちに火の粉が降りかかってこないとも限らず
面従腹背作戦に切り替えたのではないか。

 表面的にはアベさんが欲している「籠池を黙らせよ」を実現すべく
逮捕劇を演じてみせた。
そして無理やり有罪にすべく裁判に持ち込むだろうが
うまく行かないことは検察だって重々わかっている。
彼らとしてはやれるところまではやったんだ、というポーズだけは示しておきたい。
さもないと、あとで人事で報復を受けたら堪らないので。

裁判で無理無理有罪にできたとしも、それで話が終わるはずもない
8億円値引いた話はどうなった?
と告発が受理されたが、検察は不起訴とするはず。
その決定がでれば、今度は検察審査会の出番となる。
そうなれば国民世論も沸騰するだろう。

 そこまでいけば、もはや検察審会にまで手を回すことは困難となり
その結果、粛々と審査され、二度の起訴相当の議決を経て裁判となる。
そこに昭恵夫人や安倍さんの取り巻きだった人たち
加えて財務省、国交省の役人たちが引き摺りだされることになる。

 アベさんはそこまで見通せていたか?

 検察としてはやるべきことをやったので、報復を受けることはなく
あとは知らん・・・
ということになるのだが、
検察はそこまで見通した一連の動きをしているのではないか。

裁判が始まる頃には、安倍政権は終わっているかも?
そのころには財務省ルートにつながる背任罪、安倍さんに纏わる収賄罪などに注目が移っていると予想される。


 ところで、郷原氏が、こんどの「逮捕劇」を理論的かつクリアに説明していて、
わかり易いのでご紹介する。 
 ◇ 検察はなぜ"常識外れの籠池夫妻逮捕"に至ったのか --> こちら

その要点をつまむと、
 1.特別法があるならそれが優先されて適応されるのが常識
   すでに補助金適正化法違反を容疑として着手しているので、一般法である詐欺罪が入り込む余地がない。
 2.ところが、逮捕までやらかしてしまった
   東京の本庁法務検察幹部が政治的意図で大々的にマスコミに報じさせ、
   大阪地検は動かざるを得ない事態に陥った。
   その結果、尻ぬぐいは大阪が被らざるを得ない。
ということで、
「こんな無茶苦茶な捜査からは直ちに撤退すべき」と郷原さんが指摘している。

 その通りと思うが、
一旦動き出したら止まらないのがニッポンの役所であり、行政。
その行政の一つである検察も同じであって、
 どんな愚かしいことでも、有罪にするとこまではやってしまうことになる。

 他方、同時進行している財務省ルートが検察審査会に移るのは時間の問題である。
二度の起訴相当の議決を経て裁判が開始されるのは間違いない。
そうなれば、
昭恵夫人や安倍さんの取り巻きだった人々、佐川前局長らが出廷することになり
事件の全体が炙り出されることになる。

  アベさんはそうなることが見えていたのだろうか?


「未遂」にすることもできたのに逮捕までやってしまった
ここまできて、さすがのアベさんも「ことの重大性」に気付いただろう。
が、既に手遅れ。

彼の頭の中では、
「なにがなんでも森友を終わらせるんだ」、「一日にも早く加計を終わらせたい」が渦巻いていて
精神的に追い詰められ、あの逮捕劇を導いてしまったという理解である。

 すでに関係資料などは全て検察によって押収され
籠池氏逃亡の恐れや自殺の懸念もまったくないといえる。
加えて、容疑が起訴に当たらない可能性がある中においては
「逮捕劇は大失態だった」ということになり
籠池氏の方のアドバンテージが一段と大きくなる皮肉な結果となった。

その対極にいるのが安倍さんでありその取り巻きたち、
そして財務省と国交省の役人たちだ。

繰り返しになるが、
法廷に昭恵夫人が引っ張り出される光景が思い浮かばなかったのだろうか?
ハチャメチャが招いた惨劇といえる。

朝日新聞 更新 2017/8/1 11:20

安倍首相夫妻に"ブーメラン"しそうな籠池夫妻の逮捕
更新 2017/8/1 11:20
 安倍晋三首相にとってもう一つ、頭痛の種になりそうな動きがあった。大阪地検特捜部は補助金の不正受給などで刑事告訴された森友学園の籠池泰典前理事長夫妻を7月31日、ついに逮捕したのだ。

 当初は、安倍政権に不都合な証言をし続ける籠池氏が「国策捜査」で逮捕され、発言を封じられるとの見方もあったこの問題。だがここにきて、政府側も特捜部のターゲットになり得る可能性も見えてきた。

 特捜部は28日までに、森友学園への国有地売却をめぐり財務省職員ら7人に対する弁護士らの背任容疑の告発なども受理。告発状には、「近畿財務局の職員らは森友側と安倍昭恵夫人の関係を認識した上で、森友側の利益のため、ごみ撤去費用を過大に積算した」などと指摘されているという。

 またNHKの報道によれば、籠池氏は国有地が約8億円値引きされて森友学園に売却された問題について、近畿財務局から「いくらなら払えるか」と事前に聞かれるなどの価格交渉があり、最終的には森友側の提示を下回る激安価格で売却。さらに財務局から国有地取引としては異例の「10年分割払い」を持ち掛けたとされる。

 特捜部は国有地を売却した経緯についても近畿財務局から事情聴取する予定だ。

 籠池氏から国有地取得などに関わる資料などを託されている著述家の菅野完氏がこう語る。

「最近は政権の顔色を見て動くようなイメージが当たり前になってしまっているが、特捜部は政・官の癒着や汚職に斬り込むのが役割。籠池氏が問われている補助金の詐取疑惑などは大阪府警がやるような話で、特捜案件ではない。近畿財務局や財務省を本気で捜査するとしたら近年では稀有な事態でしょうが、それが本来あるべき検察の姿。今は期待を込めて見ています」

 近畿財務局は「戦々恐々だ」と関係者が語る。

「森友疑惑は近畿財務局が出発点。役所というのは、本当はたいてい記録が残っている。役人の交渉は、一人が話し、もう一人がメモというのが定番でしょう。それがまったくないというのは、不自然で究極の"忖度"ですよね。今、思うと『昭恵夫人が視察にまで来ている』などと話題になったことがありました。そもそも、国有財産の担当者だけではあんなことはできず、本省が直接関与しないと無理。誰がみてもあり得ない条件を籠池氏に提示していますからね。森友側に事前に値段を聞くなんて信じられない」

 特捜部が本気で近畿財務局を追及したら、籠池氏から土地取得について相談されていた昭恵首相夫人も捜査の対象になりかねないのだ。八方塞がりの安倍政権の出口はあるのだろうか。(本誌・小泉耕平/今西憲之)

※週刊朝日  2017年8月11日号より加筆


fnn-news 2017/08/01 12:02
籠池夫妻「値下げ求める」一部始終
08/01 12:02
そもそも、森友学園事件の発端は、国有地が森友学園に大幅に安く払い下げられたことだった。評価額がおよそ9億6,000万円の国の土地が、8億円以上「値引き」されていた。事態の発覚から、およそ半年。いまだに真相が見えない中、FNNが独自に入手した音声データには、森友学園が国に対し、値下げを求めるやりとりが録音されていた。

池田 靖国有財産統括官(当時)「できるだけ早く価格提示をさせていただいて、ちょっとずつ土壌も処分しているけど、ですので、そこそこの撤去費を見込んで、価格計上をさせてもらおうと思ったんですよ。だから、われわれが見込んでいる金額よりも、(撤去費が)少なくても、われわれは何も言わない」

この音声は、国有地の正式な鑑定価格が出る前、直前、2016年5月中旬から下旬にかけての近畿財務局と森友学園側の国有地売却の交渉が録音された音声データ。
話をしているのは、近畿財務局の池田 靖前国有財産統括官とみられる。

池田 靖国有財産統括官(当時)「理事長がおっしゃられる『0円に近い(価格)』が、どういうふうにお考えになられているのか、売却価格が0円ということなのかなと思うが、私ども、以前からちょっと申し上げているのは、有益費(ごみの撤去費用)の1億3,000万円という数字を、国費として払っているので」
諄子容疑者「それは当たり前やん」
池田 靖国有財産統括官(当時)「その分の金額ぐらいは少なくとも、売却価格は出てくる、と。そこは何とかご理解いただきたい」

国は、国有地を森友学園側に払い下げる前に、地中から見つかったごみの撤去費用、有益費として、およそ1億3,000万円を支払っている。
この音声記録からは、土地の売却価格が国が支払った金額を下回ることができないと、国が説明していることがわかる。

籠池泰典容疑者「(池田氏が)言っているやねえ、『1億3,000万円がうんぬん』というものよりも、ぐーんと下げていかなあかんよ」

実際に売却された金額は、およそ1億3,400万円で、ごみの撤去費用より、200万円ほど高いだけだった。
これまで国側は、鑑定価格からごみの撤去費を差し引いて、価格を算出したと説明していた。
しかし、音声記録からは、売買価格のつじつまを合わせるために、ごみの撤去費を算出した疑いが強いことがわかる。
大阪地方検察庁は、すでに近畿財務局の職員の背任の疑いについても、告発状を受理していて、どのような経緯で売却価格が決まったのか、慎重に捜査している。 (関西テレビ)


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投稿者 hal : 2017年8月 2日 00:16